韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」による公開オーディション番組『PRODUCE101』が、AKB48とコラボ。 “国民プロデューサー” こと韓国のファンたちが日韓ガールズグループのメンバーを選ぶ大企画「PRODUCE48」が発表されたのは、2017年11月29日のこと。

その後2018年6月より「Mnet」および「BSスカパー!」で放送が開始されるや否や、瞬く間に注目を集め、ついに8月31日の放送で最終回を迎えることとなりました。

午後8時より放送される最終回では、日韓同時生放送を実施。ファイナリストから最終メンバーが選出される運命の瞬間を、リアルタイムで目撃することができるんです。

【番組の内容ってどんな感じ?】

参加者たちはそれぞれグループを組み、課題曲やダンスを披露。パフォーマンスを観た “国民プロデューサー” が推しメンに投票し、最下位に近いものから脱落していく……というのを延々繰り返すのが「PRODUCE48」の大まかな流れ。

参加したのは、松井珠理奈さん(療養のため途中降板)や宮脇咲良など48グループの人気メンバー39人を含む、両国の練習生96人。それぞれが夢を叶えるために所属事務所でトレーニングを受けてきているので、まさしく “ツワモノぞろい” です。

【日韓のアイドルの違いが面白い!】

面白いのは、日本と韓国では “ファンがアイドルに求めるもの” が異なる点。

日本はどちらかというと、パフォーマンスの質よりも愛嬌やキャラクターが重視されがちですが、韓国はダンスと歌がいかにハイレベルかという点に重きを置くところ。

文化が違うことで、それぞれの良さを身につけ成長して行くのがこの番組の見所となっています。

【日韓メンバーの間で友情が生まれる場面も】

メンバーを選出するのは韓国視聴者のみなさん。

そのため技術を持ち合わせていないメンバーは容赦なくバンバン落とされていくわけなのですが、厳しい体験を通して成長していく姿も見えて感動もあり。日韓メンバーのなかで友情が生まれていく様も、注目すべきポイントといえましょう。

ある意味ドキュメンタリーともいえる「PRODUCE48」を見ていると、その昔テレビ東京系で放送されていたオーディション番組『ASAYAN』を思い出してしまいます。参加者たちが一喜一憂している様子を毎週観ていると、つい感情移入してしまうものですよね……。

【この子すごい! と発掘される48グループの人も】

人数が多すぎるAKB48をはじめとした48グループ。ファンでない限り、あまりメジャーではないメンバーを把握している人は少ないと思います。

ですが「PRODUCE48」では1人1人がしっかりスポットを浴びることができ、公式Youtubeには各自のパフォーマンス動画もアップされています。そのため、「知らなかった、こんなに歌がうまいだなんて!」「こんなにダンスができるなんて!」「こんなに努力家だなんて」といった “発見” ができる点も大きな魅力なんじゃないかと思います。

またAKBグループではあまり例がない大人っぽいメイクや衣装を見ることができる点も、注目ポイントのひとつ。普段とのギャップも感じられます。

【誰がデビューできるのか!?】

現在残っているファイナリストは20人。そしてデビューできるのは12人です。

番組は「Mnet」のYouTubeチャンネルから視聴することができるので(韓国語、字幕なし)、興味を持ったというあなたは、今からでも十分間に合いますのでご覧になってみてください。

参照元:プレスリリース[1][2]MwaveYouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼96人全員によるパフォーマンスは圧巻!

▼メンバー同士のイチャイチャシーンも見どころのひとつです

▼48グループの一部をピックアップ★
NMB48 白間美瑠さん(表現力と目力がすごい)

▼NMB48 村瀬紗英さん(韓国メンバーに混じっても違和感なく大人っぽい!&ダンスも上手)

▼AKB48 下尾みうさん(ダンスがセクシー)

▼ HKT48 矢吹奈子さん(ハイトーンボイスが魅力)

▼AKB48 高橋朱里さん(韓国語のラップの発音がすごい上手、努力家でした)

▼AKB48 竹内美宥さん(歌が上手い実力派)