本日2018年11月1日は「寿司の日」。新米の季節であり、ネタになる海や山の幸が美味しい時期でもあることから、全国すし商環境衛生同業組合連合会が1961年に制定したといいます。

そんな「寿司の日」にちなんでミツカンが発表したのは、その名も「全国郷土寿司人気ランキング」

全国に住む20~69歳の人たち2820名を対象に行ったアンケートが元になっているわけなのですが、順位以上に「ニッポンにはこんなにもたくさんの郷土寿司があったのか……!」と、ただただ感心してしまう内容となっているんですよね。

【知っている&食べてみたい郷土寿司はこれ!】

とはいえ順位も気になると思うので、まずは郷土寿司の「知っているランキング」「食べてみたいランキング」のTOP5を発表しようと思います。さてさて、あなたの出身地のお寿司はランクインしているかな~!?

・知っているランキングTOP5
1位 サバ寿司(京都府)
2位 江戸前にぎり寿司(東京都)
3位 マス寿司(富山県)
4位 柿の葉寿司(奈良県)
5位 フナ寿司(滋賀県)

・食べてみたいランキングTOP5
1位 江戸前にぎり寿司(東京都)
2位 蝦夷前寿司(北海道)
3位 前沢牛の寿司(岩手県)
4位 手こね寿司(三重県)
5位 大阪寿司(大阪府)

こうしてみると、「知っているランキング」には、タイトルどおりおなじみの郷土寿司が並んでいるように思えます。

たとえば、サバ寿司は今やコンビニでも販売されるほどメジャーになってるし、関西方面に行くたびに柿の葉寿司を購入しているという人だって少なくないと思うんです。

【「蝦夷前寿司」とは…?】

一方で「食べてみたいランキング」をチェックしてみると、1位の「 江戸前にぎり寿司」以外はあまり聞き覚えがないことに気がつきます。

個人的には2位に入った北海道の「蝦夷前寿司(えぞまえずし)」が気になったので調べてみたところ、トラベルブックのウェブサイトに

・東京の江戸前鮨に対して蝦夷前寿司がある
・江戸前鮨はネタの旨味を引き出したり、見栄えを良くしたり、職人の細工が魅力だが、蝦夷前寿司は新鮮なネタが命

といった情報を発見。また、北海道出身のライターに聞いたところ「別にこれが蝦夷前って定義はないと思うけど、基本すべて生。ホッキとかニシンとかサンマとか北海道以外ではあんまり見ないようなネタがあるのが特色かなあ」とのこと。

手をかけることなく “新鮮でおいしいものを生で味わう” という、北海道らしさを堪能できるお寿司のようですね。

【気になるお寿司がありすぎる~!】

北海道にはほかにも気になる郷土寿司があって、それは生のししゃもを使った「ししゃもずし」。ししゃもというとこんがり焼いたものしか食べたことがないので、これはぜひとも食べてみたいゾ……!

そのほかの地域の郷土寿司も軒並み美味しそうで、東北・宮城県の「フカヒレのすし」に、関東甲信越・新潟県の「サケの飯ずし」。東海北陸・岐阜県の「ホオ葉ずし」に、近畿・兵庫県の「アユずし」

中国四国・岡山県の「ばらずし」に、九州沖縄・熊本県の「馬肉の握りずし」などなど、目移りしてしまうこと必至。

う~~~ん、どれもいつか絶対に食べてみたいっ!

参照元:プレスリリース[1][2]トラベルブック今日は何の日~毎日が記念日~
寿司写真=Pouch編集部
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼は~~~、寿司食べたいっ!