月刊誌『東京カレンダー』がこのところ生み出したヒットワード、 “港区おじさん”

東京都港区(の夜)に生息するキラキラな “港区女子” が太陽だとするなら、港区おじさんとは月のような存在

仕事ができまくることから有り余る富を持ち、港区女子たちを輝かせるために暗躍(?)している、それが港区おじさん。この都会的すぎる生き物の生態を映像化したのが、YouTubeにて毎週金曜日に配信されている短篇ウェブドラマ『港区おじさん』シリーズです。

【尺がどんどん長~~く】

2017年3月24日の初公開当初は動画の尺が1分ほど、タイトルも『1分間港区おじさん』シリーズとしてスタート。ところが回を重ねるごとに1分を軽~く超えるようになってきて『港区おじさん』シリーズと名前を変えたいう経緯があります。今ではもう、10分近い回もザラです。

【港区おじさんが魅力的すぎる!】

わたしにとって、この動画を観る以前の港区おじさんのイメージは、「とにかく派手で綺麗な女性にしか興味がない、業種も怪しい、ウェイウェイ系お金持ちおじさん」だったのですが……。動画を観始めてみたら、その印象はいい意味で一変!

『港区おじさん』シリーズで描かれている港区おじさんは、オシャレでイケオジでいい車に乗っているお金持ちと3拍子そろっているだけでなく、誰にでも分け隔てなく優しい、めちゃくちゃ人のいいおじさんだったんですよ。

【「港区おじさん=王子様説」がわたしの中で浮上】

港区おじさんの代表として出演しているのは、 “船田さん” というバツイチ独身のイケオジ。年齢はおそらく、40代後半といったところでしょうか。

そんな船田さんと長年お付き合い(?)しているのが、元・港区女子で、現在はエステサロンを経営する女性実業家の由美。このふたりのやりとりを中心に物語は展開されていくわけなのですが、船田さんの由美に対する態度がもう、王子様そのもの

由美が他の男性たちと飲んでいるのに出くわしたときには「遭遇しただけで全支払い(ただ見かけただけなのに全員分の支払いをもつこと)」という秘技を繰り出すわ、由美が入院したときには誰よりも先にお見舞いに飛んでくるわで(しかも店の経営のアフターケアも万全)、まるでスーパーマンのよう。

【返答もシャレオツ~~~】

極めつけは由美が静岡県にある実家に帰ってしまったときで、愛車のジャガーで由美の元へと駆けつけるんですよ。

帰り際、由美が冗談で「東京までのタクシー代もらえます?」と聞くと、クスッと笑って「30万くらいで足りるかな?」とオシャレに返答するとこまで含めて、かっこよすぎるのですが~!

【素直すぎてかわいいかよ】

また船田さんのスバラシイところは、かっこいいだけでなくかわいげも持ち合わせていること。

インフルエンサー(世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと)をインフルエンザと誤解したり、ちょっと若い子に持ち上げられただけでスグにインスタグラムを始めちゃったりと、オヤジカワイイの塊なんです。

【 “中の人” のインスタも要チェックです】

おまけに愛情を押しつけることもしないし、由美が仕事を頑張っているときは、由美の意思を尊重してあえて放っておく船田さん。そっと寄り添う姿勢までパーフェクトで、動画を観れば観るほど、MajiでKoiする5秒前なんですけど~~~!

ちなみに船田さんの “中の人” は、モデルとして活躍している加藤章太郎さんという方。素顔もイケオジなので、『港区おじさん』シリーズ同様、加藤さんの公式インスタグラムも要チェックですよぉ!

参照元:東京カレンダーYouTubeInstagram @tokyocalendarInstagram @__shotaro__
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼中の人(加藤さん)はサーフィンが趣味のようです


▼港区おじさん33話には真矢みきさんも登場してるよ!


▼12月2日はキャストが大集合する「港区フェス」も決行


▼記事中でご紹介した動画はこちら(できれば最初から続けて観てほしい)




▼お仕事の場面では敏腕ぶりを発揮

▼最近公開されたお話『君はさっきから何を言っているんだ』では、港区女子vsクリエイター男子の戦いを観ることができます(ハブとマングース的な)