「悪い子のところに、サンタさんは来ない」

というセリフを、幼い頃に言われたことがある人は、少なくないと思うんです。ひょっとしたら今あなたが、このセリフを子どもに “言う側” になっていたりして!?

ニュージーランド航空がYouTubeに公開したのは『ステキすぎるクリスマス(The Nicest Christmas Ever)』というタイトルのPR動画。

クリスマスを前にして仕事に追われ、たどたどしい手つきでパソコンを操作するサンタクロース。助手の妖精・エルフに送るはずだった「悪い子リスト」を、誤って “悪い子のうちのひとり” にメール送信してしまったところから、物語はスタートします。

【「悪い子リスト」入りした男の子が思いついたのは…!?】

メールを受け取ったのは、ニュージーランドに暮らす男の子・エルヴィス。

居残り勉強中にスマホで「悪い子リスト」を受け取ってしまったエルヴィスは、世界中にいる悪い子たちをニュージーランドに呼び寄せて、史上初の「悪い子サミット」を開催することを思いつくんです。

【各国の子どもたちが考えた「善行」にじわり】

“変化をもたらす国際会議” である、サミット。ニュージーランド航空の協力のもと、世界各国から悪い子たちを招集したエルヴィスとその友人たちは、「悪さを帳消しにできるほどの “善行” を宣言すること」を提言します。すると出てきたのは、

「おならガスを27%減らすことを約束します」(アルゼンチン代表)
「野菜をもっと食べることを誓います」(イギリス代表)
「2020年までに『イライラ』を30%削減することをお約束します」(日本代表)

といった “宣言” の数々。本物のサミットさながらですが、「おならを減らす」「野菜を食べる」など、内容が子供らしくてとっても微笑ましいんです。

【アメリカ代表の男の子のモデルってもしや…】

じわじわきたのは、アメリカ代表の男の子が「自分は悪い子じゃない。むしろオレが知るかぎりいちばんいい子だ」と強気に言い切って、それを聞いた子たちがクスクスと笑うシーン。

笑われた男の子は「そういう反応とはね……別にいいけど」と悔しまぎれにつぶやいておりまして、これは、もしや、今やアメリカのリーダーとなったアノ人をイメージしているのかしら……?

【さてどんな結末を迎えるのでしょうか】

それはさておき。悪い子たちは善行を宣言することで、悪い子リスト入りを逃れることができるのでしょうか。

彼らがどんな結末を迎えたのかは、あなたがその目で確かめてみてくださいね。日本語字幕付きなので、安心して見ることができますよ~!

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼それにしても……サンタさんってば、意外とおっちょこちょいなのね(笑)