洋菓子よりも和菓子、生クリームよりもあんこが好きな私は、どら焼きがだ~い好き♡
ある日のこと、スーパーで買ってきたどら焼きをおやつに食べようと、お茶の用意をしていたところ……。ふと、あることを思いついてしまったのです。
「このどら焼き、レンチンしたらもっと美味しくなるんじゃね?」
わたしの心の中に住むギャルがそう訴えかけてきたので、いてもたってもいられず、お皿に乗っけてラップをかけたどら焼きをレンジの中にIN。
以前 Pouch でもご紹介した「市販のおはぎを “作りたてのおはぎ” に変身させる方法」にならって、600ワットで30秒温めてみました。
【出来たてみたい!!!】
すると出来上がってきたのは、ホカホカふわふわの、あったか~いどら焼き。
焼き立てかのごとくしっとりと柔らかな生地といい、アツアツのあんこといい、まるでたった今目の前で作ってもらったかのようです。
【30秒がベストタイムだと思います】
温めると心なしかあんこの甘みが増したように感じられて、その感覚がなんとも不思議で、ひとくちごと噛みしめるようにしていただきました。この方法なら、パサパサした食感の安~いどら焼きでもグレードアップする、はず!
ちなみに、試しに後日40秒温めてみたのですが、これだと中のあんこがアツアツすぎてくちびるを火傷してしまいそうに。レンジの種類にもよりますが、30秒がベストじゃないかと思いました。
【バターを乗っけて「ちょい足し」してみたところ…】
ただ温めただけなのにこんなにも美味しくなるとは、レンチンおそるべし。そんなふうに感心していたところ……ここでまた、わたしの心の中に住むギャルが、新たな提案をしてきたのであります。
「バター乗っけたら、もっと美味いんじゃね?」
た、たしかに……! 何その天才的な発想……!
というわけで、レンジで温めたどら焼きを開いて、あんこの上にバターをON。
再び生地を重ねたら、禁断の食べ物「あんバターどら焼き」の出来上がりです。
【幸せすぎてどうしましょう】
どら焼きの熱でバターが溶けてくるのをしばし待ってから、いざ実食。
ひとくち食べたその瞬間にドバーーーーーッと脳内麻薬が出てくるではありませんか! あまりの多幸感にしばらく目を閉じてうっとりしてしまいました。美味い。美味すぎる。なんでわたしは今の今まで、この方法を思いつかなかったの……!?
【とろけたバターが美味しすぎる】
上品な甘みのあんことふわふわの生地が、じゅわっと溶けだしたバターと口の中で混然一体となったとき、舌に感じるのは絶妙な “甘じょっぱさ” 。
バターから生まれるほどよい塩味とミルクのコクがあんこによくマッチしていて、じゅわじゅわバターが溶けてゆくごとに幸せ度数が増していきます。
なおバターを早めに溶かしたい場合は、「どら焼きのみレンチン30秒→片方の生地だけとってバターを乗せてレンチン10秒」といった手順を踏んでみてください。
ただし、この方法だと、どら焼きにかぶりつくたび溶けだしたバターがこぼれてくるので、洋服を汚さないようお気をつけて……!
【手軽に幸せになれるからやってみて】
“あんことバター” という組み合わせは、菓子パンなどにもよくあるので、相性が良いことはある程度想像できましたが、今回の実験で、温めるとまた違った味わいを楽しめることに気づきました。
さらに、塩気のあるバターと組み合わせることでさらに旨味がアップしたように感じられたので、そのまま温めるだけでなく、ぜひバターをプラスして食べてみてください。
このひと手間を加えるだけで、世界がバラ色に輝きだします。絶望していても秒で立ち直れるくらいには美味しいので、全人類が試してみるべきだと思います……!
撮影・執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼どら焼きもバターも、お好きな銘柄でOK!
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