2019年1月11日、日本テレビ系番組『金曜ロードSHOW!』の公式ツイッターが投下した情報に、多くの映画ファンがどよめきました。

というのもこの日明かされたのは、超話題作である『ラ・ラ・ランド』と『カメラを止めるな!』が 地上波初放送されるという、嬉しすぎるニュース。

今回はこの両作品の中から、2月8日21時より放送予定の『ラ・ラ・ランド』に注目したいと思います。地上波初放送に加えて本編ノーカットだというのだから(23時29分まで放送)、こりゃ観ないわけにはいきません~っ!

ちなみにこちらの記事はネタバレあり! はじめて観るぞ〜っという方はご注意を☆

【ふたりの「夢追い人」が織りなす物語】

2016年(日本では2017年2月)に公開された『ラ・ラ・ランド』は、第89回アカデミー賞において6部門を受賞した、ミュージカル・エンターテインメント。映画の冒頭で流れるハイウェイでのダンスシーンはさまざまなメディアで取り扱われていたので、記憶に残っている人も多いことでしょう。

主人公は、売れないジャズピアニストでいつか自分のジャズバーを開きたいと思っているセブ(ライアン・ゴズリングさん)と、コーヒーショップで働きながら女優を夢見るミア(エマ・ストーンさん)。

第一印象は最悪だったふたりでしたが、何度も偶然に会ううちに、心が通い合うように。恋に落ちてからは、お互いの夢を応援し切磋琢磨しつつ、幸せに暮らしていました。

【相手のことを思ってした選択だったのに…】

ところが、セブがかつての音楽仲間・キース(ジョン・レジェンドさん)からバンドに加入するよう誘われたことをきっかけに、ふたりはすれ違いはじめてしまうんです。

ミアのため、夢は一旦保留にしてお金を稼ぐ道を選んだセブと、妥協して音楽を続けているセブを理解できないミア。またタイミングの悪いことにミアは大きな挫折も経験してしまい、すっかり心が離れてしまい……。

【ラストシーンが最大の見せ場!】

その後ふたりは5年という年月を経て再会を果たすのですが、わたし個人としましては、このシーンこそが同作における最大の見せ場だと思うんです。

劇中何度も登場するダンスシーンもカラフルな色使いももちろん見どころだけど、ラストにやってくる何とも言えない切なさや喪失感がないと、「ありふれた映画」で終わってしまいそうな気がするのです~っ!

手に入れたものと、手に入れられなかったもの。かつて想像していた未来とは異なるかたちの現実と、「もしもあのとき違う道を選んでいれば……」という妄想。

これらが一体となって鮮やかな走馬灯のように展開されるラストシーンは必見で、もしもあなたの心の中に忘れられない恋人や夢があるとしたら、鼻の奥がツンとしてしまうはず。

【ネットにも「楽しみにしている」という声が】

また、同じ時間帯に視聴している人とSNSを通じて “連帯感” のようなものを味わえるのが、地上波放送ならではの魅力といえましょう。当日は大いに盛り上がること必至。

ツイッター上でも放送を楽しみにしている人は多く、

「2月8日休みとったので、地上波でララランド実況ができる!!!!」
「地上波で放送されるの嬉しい」
「映画館にも3回行ったし、BDも買ったけど、地上波で初めてあるそうなので、たぶん観てしまうんだろうなぁ」

といったコメントが見受けられました。

わたしも映画館で鑑賞して以来なので、放送時間の前からテレビの前で正座待機しようと思っております。みなさんも、ぜひ一緒に観ましょう~!

参照元:日本テレビTwitter @kinro_ntvTwitter検索 ララランド
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼まさか金ローで『ラ・ラ・ランド』を観ることができるとは!