2016年に公開され大ヒットした映画といえば、新海誠監督による『君の名は。』。
異例のロングラン、歴代トップクラスの興行収入、主題歌のヒットと国内で話題をかっさらったこともさることながら、海外でも高評価を得てきました。
そんな『君の名は。』が『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』を手がけたマイケル・ウェブ監督によって、ハリウッドで実写映画化されることが決定。
海外サイト「Deadline」をはじめとする各メディアで、その詳細が明らかにされています。
【日本版はどんなストーリー?】
日本版の主人公は、東京に暮らす少年・瀧(たき)と、飛騨の山奥で暮らす少女・三葉(みつは)。
ストーリーは、ふたりの身に起きた「入れ替わり現象」と、1200年ぶりに地球に接近するという架空の彗星「ティアマト彗星」をめぐって進行していきます。
【三葉がネイティブ・アメリカンに?】
一方ハリウッド版の主人公はというと、シカゴに住む少年と、田舎に住むネイティブアメリカンの少女。
お互いの体が入れ替わる不思議な現象について気がついたふたりが、災害がやってくることを予知し、命を救おうと相手に会いに行く……といったストーリーとなっているようです。
【ネットは「日本の独自の文化をどう表現するのか」に注目】
主人公ふたりを誰が演じるのかは、現段階では不明。
キャストの発表が待たれますが、ネットユーザーのみなさんが現在もっとも気になっているのは、「日本独自の文化をどう表現するのか」という点のよう。ツイッターにはたくさんの推測コメントが投稿されていて、
「ヒロインはネイティブアメリカンの儀式を継承する家系かな?」
「巫女の宗教的な部分をどうするか気になるが、ヒロインはネイティブアメリカンの少女って設定らしいのでそっち系のシャーマン要素が入るのかもしれない」
「ネイティブアメリカンが隕石のスピリット(精霊?)を代々崇め織物にしてきたとかになんのかな」
「神社の娘で巫女、は米国ならネイティブアメリカンの民族的アミニズムが1番近いのだろうな」
「ハリウッド版『君の名は。』、以前TLで『ヒロインはネイティブアメリカンでペヨーテを使った儀式を……』とかネタで言ってたけど本当にそうなるのか……」
といった具合に、どれも興味深いツイートばかり。実際にどうなるのかは、本編を観てからのお楽しみ、ですね!
【関わるスタッフが豪華すぎる】
ちなみにハリウッド版のリメイク権を得たのは、米パラマウント・ピクチャーズと、ドラマ『LOST』などを手がけたJ・J・エイブラムス率いる制作会社バッド・ロボット・プロダクションズ。
エイブラムスさんはプロデュースも担当しており、脚本は『メッセージ』で2017年アカデミー賞脚色賞にノミネートされたエリック・ハイセラーさんが手掛けるとのこと。
また日本版のプロデューサーである川村元気さんもプロデューサーとして開発に参加するそうで、布陣は完璧といえるのではないでしょうか。詳細が発表される日が待ち遠しいですね!
参照元:映画『君の名は。』公式サイト、Deadline、Twitter検索 君の名は ネイティブアメリカン、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼この世界観がどう変わるのか…!?
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