日に日に肌寒くなってきて、冬を全身で感じる今日この頃。こんなときは、温か~い食べ物が恋しくなりますよネ。

自宅の電子レンジで肉まんやさつまいもを温めることも増えると思うのですが、気をつけてほしいのは「加熱のしすぎ」。長時間加熱することによって、発火の恐れがあるようなんです。

【検証実験動画がめちゃ怖い】

電子レンジ火災の注意喚起を行っているのは、東京消防庁のツイッター。

「加熱しすぎると火災になる恐れがありますので、注意しましょう」

というつぶやきとともに検証実験動画がアップされ、レンジで食べ物を長時間加熱するとどうなるかが一目瞭然なんです。

【煙発生→勢いよく発火!】

肉まんやさつまいもを入れて、レンジでチン。しばらく加熱し続けると、モクモク白い煙が立ち込めてきて、「パン!」という爆発音のような音とともに発火!

音が鳴ると同時に扉が開き、肉まんやさつまいもがものすごい勢いで燃えているのを確認できます。「これが自分の身に起きたら……」と想像すると、背筋が寒くなりますよね。

【火が出たら扉を開けずに電源を切って!!】

東京消防庁によると、電子レンジから出火した火災の約半数は「食材を必要以上に長時間加熱」した例。

気をつけたいのは、庫内の食品が燃えだしたときに、あわてて電子レンジの扉を開けないようにすること。扉を開けると酸素が入ってさらに勢いよく燃えてしまうそうなんです。

扉が閉まった状態で発火したパターンの検証実験では、扉を開けずに出火後10秒で電源を停止すると、直後に鎮火したとのこと。

その後は状況に応じて、消火器や散水で対応するのが、より安全な方法のようです。

【加熱のしすぎにはご注意を】

いちばん大切なのは、火災を起こさないよう注意すること。電子レンジでの加熱のしすぎには、くれぐれも注意するようにしましょうね~!

参照元:Twitter@ Tokyo_Fire_D東京消防庁
執筆:田端あんじ (c)Pouch