緊急事態宣言の解除から約1週間経ったいま、テレワークから “出勤” へ移行する会社が増えているようです。
そんななかSNSなどで目立つのは「テレワークを続けたい」という声。
インターネットで行われた「在宅勤務・テレワークに関する調査」でも、6割弱の人々がテレワークを進めることについて「よいと思う」と回答しているんです。
【新型コロナで多かった変化は「テレワーク」】
伊藤忠グループのリサーチ会社・マイボイスコム株式会社が、10~70代までの男女1万97名を対象に行った調査によると、新型コロナウイルスをきっかけに勤務先の制度やルールに変化があった人は6割弱。
最も多かった “変化” が「在宅勤務、テレワーク、モバイルワーク」(31.2%)で、「交代での出勤、シフト勤務」と「時差出勤、フレックスタイム」(どちらも18.2%)が後に続きます。
【いちばん多いのが「テレワーク賛成派」】
注目したいのは、「在宅勤務・テレワークを進めることへの賛否」という項目。
在宅勤務・テレワークを進めることを支持している人は56.1%と最も多く、とくに女性の10~30代で比率がやや高くなっているとのこと。
次いで多かったのが「どちらともいえない」(34.7%)で、最も少なかったのが「よいと思わない」(8.5%)でした。
【賛成派・反対派の意見を見てみよう】
テレワーク賛成派の意見を見てみると
・通勤ラッシュが緩和されていい
・働き方が多様化すれば選択肢が広がる
・無駄が省けるし小さい子どもがいる家庭は助かる、できる職種の人はやった方がいい
・通勤の面倒臭さから解放されるし、「会議室が埋まってるから日時をずらす」ということもなくなって便利
といった声がずらり。また「出勤せざるを得ない」という56歳男性からも
「他の人は在宅なりシフト勤務をぜひ行なってほしい。静かなオフィスで仕事をしたほうが集中できるし、効率がいい」
といった声が上がっています。
いっぽうテレワーク反対派の意見を見てみると、
・ただでさえ引きこもりなのにますます引きこもりになる
・人に会わないから体型もだらしなくなるし、子どもが邪魔するし仕事にならない
・市街地の飲食店が経営困難となるなど、都市機能が衰退しかねない
・家族がずっと家にいるので食事作りや光熱費が増えてストレスになる
といった声があがっていて、賛成派・反対派どちらの意見にもうなずかされます。さてあなたは、この結果をどう思うでしょうか。
参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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