イギリス・ロンドンの写真家スジャータ(Sujata Setia)さんがインスタグラムに投稿したのは、結婚して55年目という夫婦の写真。

海をバックにしたウェディングフォトが美しく、まるでアート作品のようです。

写真とともにふたりの愛の物語がつづられているのですが、運命的な出会いから始まり、まるで小説のよう。「こんなにも一途で純粋な恋愛がこの世に存在するのか……!」と感動すら覚えます。

【夫が妻にひとめぼれして恋がスタート】

妻・ドロシー(Dorothy)さんと夫・ウェイン(Wayne)さんが出会ったのは、とあるパブ。

ウェインさんはドロシーさんをひとめ見た瞬間、「この人だ!」と感じたのだそう。

「ホールの端っこで友達とダンスするドロシーを見つめながら、一緒にいた友人に言ったんだ。『あの子だよ、ボクが将来結婚する人だ』って」

出会いから57年が過ぎ、幾度とない嵐を共に乗り越えてもなお、ふたりの愛はあの頃と変わらず新鮮だと、ウェインさんは語っています。

【撮影中もラブラブです】

ふたりの永遠の愛を写真に残すため、訪れたのはオーストラリア・パースの海岸。

同行したスジャータさんによれば、ドロシーさんがウェディングドレスを着て更衣室から出てきた途端、ウェインさんは瞳をキラッキラに輝かせていたそう。

撮影中は波や突風に悩まされ、ウェインさんもドロシーさんもは全身ずぶ濡れになったそうなのですが、ふたりはずっと笑っていたといいます。

悪天候を申し訳なく思ったスジャータさんが何度も謝ると、ウェインさんは濡れたドロシーさんの頬にキスをしながら、

「イヤ心配しないで、1日中でも続けられるから」

と答えたんですって。ふたりの愛があまりにもまぶしすぎて、目を開けていられません~~~っ!

【魔法みたいに輝くふたりの愛】

スジャータさんはドロシーさんとウェインさんのやり取りを「本当に魔法のようだ」と表現しているのですが、その気持ち、痛いほどわかります。

これぞまさしく “運命の出会い” 。愛に満ち溢れた55年目のウェディングフォトを、ぜひご覧になってみてください♡

参照元:Instagram @butnaturalphotography
執筆:田端あんじ (c)Pouch