最近、ネットではお家でしいたけを栽培するのが流行中です。
なんでも、簡単に栽培できるうえ、成長スピードが早くて育てるのが楽しいそうです。きのこが家庭で栽培できることすら知らなかった私ですが、これはやってみたい! ということで、早速「しいたけ栽培キット」を取り寄せてみました。
家庭菜園といえば豆苗を育てるぐらいしかしたことがない私。不安はありますが、頑張ってしいたけを育ててみたいと思います!
【栽培容器付きのキットなので簡単♪】
今回注文したのは「もりのしいたけ農園」さんの「しいたけ栽培キット」(税込み2180円)。栽培容器もセットになっているので、届いたらすぐに栽培をスタートすることができます。
まずは、しいたけの栽培ブロック(菌床)を水洗いします。
そしてこれを栽培容器の中にセットしたら準備は完了! 下準備はすぐに終わってしまいました。
あとは、毎日1〜2回、霧吹きで水をかけるだけというお手軽さです。
【数日でどんどん育ちます】
ポイントは栽培ブロックをいつもしっとりした状態で保つことだそう。私は朝起きたときと夕方の2回、霧吹きで水をかけていました。
2日目までは初日とあまり変わらなかったのですが、3日目からは急成長! どんどんきのこの形になって、とにかく見るたびに成長しているのが分かります。
そして8日目の朝にはきのこがぎっしりと密集した状態に……!
私が栽培したのは6月上旬。もちろん室温などの状況によっても違ってくるとは思いますが、約1週間で収穫可能になる成長スピードにはびっくりしました。
ちなみに、しいたけ栽培の室温の推奨温度は18度〜25度だそう。
【いざ収穫!】
収穫するときも、しいたけの密集具合に圧倒されながらの作業でした。
栽培ブロックが傷つかないように、根元からハサミでカット。ちゃんと自分で育てたしいたけが収穫できて、このときはちょっとした感動すら覚えました……!
でもこの根元からハサミでカットするというのが意外と難しかったです。なぜなら、キノコの根元からも小さなキノコが生えていて密集しているのですから!
まるで満員電車を思わせるぎゅうぎゅう感。ハサミ、どこから入れようかな……?
【たくさん収穫できました】
なんとか全てのしいたけを収穫すると、ボウルいっぱいになりました。数を数えてみたら、大小合わせて42個!
大きさのばらつきはあるものの、たくさん収穫できて大大大満足です。
「こんなにたくさんあってもすぐに食べられないのでは?」と思いましたが、キノコ類は冷凍するか乾燥させれば長期保存も可能なので、その点も嬉しいなと思いました。
【とっても新鮮です】
収穫した日の夜ご飯に、さっそくしいたけの黒胡椒あえを作ってみました。自分で育てたしいたけは、とにかくおいしい!
新鮮なせいか、スーパーで買ったしいたけよりも食感がプリっとしているような気がします。とれたてがすぐに食べられるのは自分で栽培したからこそ。何より成長の様子をずっと見ていたので思い入れもひとしおです。
【2回目以降のお楽しみも♪】
ちなみに収穫後の栽培ブロックは2~3週間ほど、毎日霧吹きで水をあげながら休ませたあとに12〜24時間ほど浸水させると、2回目・3回目の収穫も可能だそう。またしいたけが栽培できるように、今は栽培ブロックを見守りながら水やりしています。
家庭菜園をしたことがなかった私でも簡単に栽培できたので、栽培初心者さんにもオススメです。
注意点があるとすれば、霧吹きでの水やりを忘れないことと、成長スピードが早いので5日目ぐらいからはしっかり観察して収穫時期を見逃さないことぐらいでしょうか。
しいたけがお好きな方やお家で何かを育ててみたい方はぜひ試してみて下さい!
参考リンク:森のきのこ倶楽部 楽天市場店
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
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