新型コロナ対策として “新しい生活様式” が取り入れられていますが、心配なのは災害が起きて避難することになった場合です。

大雨によって九州を中心に豪雨災害が起きていますし、台風や地震もいつやってくるかわからない状況。避難は決して他人事ではありません。

今回紹介するのは、避難所で3密状態を避けて、プライベート空間を保てるように作られた「ダンボールシステムパーテーション」です。

【高い壁が避難所でのプライバシーを守る】

タカムラ産業が開発した「ダンボールシステムパーテーション」は、強化ダンボールで作られた高さ1.95mのパーテーション。

組み立てることによって “個室” が出来上がるというものです。

入口にカーテンをつければ、プライバシーを守った空間が実現します。

【女性にとっては特に安心】

これまで避難所では、どうしても人目が気になってしまうし、安心して着替えができない……といった声も多く聞かれました。

でも個室ならば、そうした精神的ストレスも軽減されますし、着替えや授乳なども気兼ねなくできますよね。

別売りとなりますが「災害用ベッド」(7500~1万3000円)もあるので、あわせて使えば冬の避難時などに、冷たい床の上で眠らなくて済みます。

【よく考えられた設計です!】

本当のお部屋に見えるので、一見すると組み立てが大変そうですが、ただ「折って差し込むだけ」なので「女性2人で組み立て可能」とのこと。

工具や道具を必要とせず、軽量なので設置や撤収も重労働になることはないのではないでしょうか。また連結も可能なので、限られたスペースを有効に活用できます。

いいところばかりなので、ぜひとも全国の避難所に設置できるようにしてほしい……!

【これ広まってほしい】

「ダンボールシステムパーテーション」の基本ユニットのお値段は4万5000円

三密対策になるのはもちろん、避難時のプライバシーを保護できるアイテムだと思うので、こういったものが広まってほしいものですね。

※価格はすべて税・送料別です。

参照元:株式会社 タカムラ産業プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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