イギリスの「シドマー・ロッジ・ケアホーム(Sydmar Lodge Care Home)」という老人ホームでおこなわれた、あるアートプロジェクトが注目を集めています。

施設にいる高齢者たちが真似て撮影したのは、アデルテイラー・スウィフト、マイケル・ジャクソン、エルビス・プレスリーといったアーティストたちのアルバムジャケット

ロックダウン中で、家族に会えない入居者の皆さんが気落ちせず、少しでも楽しい体験ができるように」とのことから企画されたそうなのですが……。

誰もが1度は見たことがあるようなアルバムジャケットが、なんとも味わい深い雰囲気に仕上がっているんです。

【93歳の女性がアデルを真似たら……?】

たとえば、アデルが2011年にリリースした「21」。20代になったアデルの顔がアップで写っている、印象的なアルバムジャケットです。

これをヴェラ(VERA)さんという女性が真似してみると……。モノクロ効果も手伝って、ものすごい貫録がただよってるー!

「ADELE 21」が「VERA 93」とヴェラさんの名前と年齢に変えられているのもエッジが効いてます。

【シルバーヘアのテイラー・スウィフトも素敵!】

テイラー・スウィフトのアルバム「1989」のジャケットは、テイラーの上半身がフィーチャーされたデザイン。

こちらは別の女性が再現しているんですが、テイラーとまったく同じ服を着ていることにビックリ。しかもさらりと上品に着こなしてる~! シルバーヘアに真っ赤な口紅が似合っています。

アルバムタイトルの「1989」はテイラーの生まれた年ですが、再現写真のほうは「1922」に。写真のモデルの女性が生まれた年が記されているようです。

【ロックでファンキーな出で立ち!】

さらにさらに。エルビス・プレスリーがギターを持って歌うロカビリーなアルバムジャケットも、一気にファンキー感があふれる仕上がりに。

マイケル・ジャクソンのアルバム「BAD」も、これまたマイケルと同じような革ジャケットを羽織っており、バッチリキマってます☆

男性シンガーのスタイルを高齢の女性が再現するというのもカッコいいものですね!

【クリエイティビティある企画が話題に!】

ほかにも、この企画ではマドンナデヴィッド・ボウイなど、さまざまなアーティストのアルバムジャケットがモチーフになっています。

皆さんが楽しんで参加しているのが伝わってきて、思わず笑顔になること間違いなし! この施設で働くロバート・スペカ―(Robert Speker)さんが画像をツイッターに投稿していますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

「カレンダーにしてくれたら買う!」なんて声もリプライに寄せられていて、目にした人たちもまた、これらの写真を楽しんでいるようですよ♪

参照元:Twitter @robertspeker[1][2]
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼元のアルバムジャケットとは異なる雰囲気で味わい深い……!