紙に描いたらくがきが立体になって飛び出し、命が宿ったかのように動き出すと話題のアプリ「らくがきAR」

さっそく使ってみたところ、カメラの向こうでらくがきがぴょこぴょこと動き出して感激してしまいました……!

そうして遊んでいるときにふと「“らくがき”じゃなくても飛び出すのでは?」と思い、いろいろと試してみることに。

すると、工夫次第でらくがき以外にもいろいろ飛び出すことが判明したのです!

【“黒い線”で囲まれていることが基本】

遊び方は、まず動かしたいらくがきを用意してから「らくがきAR」アプリを起動し、スマートフォンを左右に動かして、イラストを認識させます。


認識されたイラストはピンクの枠線で囲まれるので、「スキャン」をタップすると……。


たちまち、らくがきがピョコン!と動き出すのです。

何度か試してみてわかった「うまくスキャンさせるコツ」は、

・太めの黒い線でしっかりと、途切れないようにイラストの輪郭を描く
・らくがき同士の距離が近すぎるとスキャンに反応されづらい
・大きめのらくがきより、小さめのらくがきのほうがスキャンしやすい

以上の3点。複雑な絵だと、うまくスキャンできないこともあるのでご注意くださいね。

またスキャンには「うえ」方向(上下)の判定があり、これがときどきおかしくなることも。とはいえ、傾きながら飛び出してくるらくがきも味があります(笑)。

【枠で囲めば何でもいけるのでは…?】

そんなわけで最初はいろんならくがきを描いて楽しんでいたのですが……ふと、「黒い枠線で囲めば何でも飛び出すのでは?」と思い実験してみることに。

ためしにマトリョーシカが描かれたお菓子の箱の周りを黒線で囲み、スキャンしてみると……見事に反応したじゃあないですか〜っっ!

【らくがきたちの動きがかわいいよ】

アヒルの置物やピンバッジなども次々スキャン。枠さえあれば何でも飛び出してくれます。これは楽しい!

らくがき(?)たちは、画面をつつくと吹っ飛んで行ったり、食べ物が降ってきたのをモリモリ食べたり、食べたと思ったらしっかり出したり(!)と愛嬌バツグン。

さらに実家の猫の写真を加工して黒枠で囲み、iPadに表示させたものをスキャンしてみると……。


これまたあっさり、飛び出してくれました! あああん、可愛いよぉおぉぉ!

小さな生き物たちが画面の中でひしめいているようで、時間を忘れて遊んでしまいました。

【みんなもいろいろ立体化させちゃおう!】

この遊び方では、たとえば “推しのグッズ” なども枠で囲めば立体化させられるので、夢が広がりまくりですよ〜っ!

「らくがきAR」はApp Store (iOS) にて120円で販売中(※2020年8月7日現在、Androidには非対応)。興味が湧いた方はぜひ、ダウンロードして遊んでくださいね♪

ちなみに、らくがきに“足”があるほうが、ちょこまか動いて可愛いのでおすすめです☆

参考リンク:らくがきAR
撮影・執筆:森本マリ
Photo:(c)Pouch

▼足がちょこまか、頭のお花もぴょこぴょこ動く!

▼あれこれ試してみたい気持ちが高まりすぎて、最終的に絆創膏を立体化。バンドエイド、可愛いよバンドエイド!

▼サチコと神ねこ様のwako先生も遊んでます。神ねこがうごいてる……