おめでたいときに食べたいお赤飯。でも自分でを炊くとなると、あずきを何度も煮こぼしたりしてなかなか手間がかかるものです。

もっと気軽に日常のちょこっとしたおめでたいことを祝えたらよいのになあ。

と思っていたら、あずきバーでおなじみの井村屋が「炊飯器にあずきバー入れたらお赤飯炊けるよ」的なレシピを公式サイトに掲載しているではありませんかっ。

なっ、なにそれ……そんなのアリなの?(いや、ナシでしょ)と気になって夜も眠れなくなりそうだったので、どんな味になるのか試しに作ってみました☆

【私の予想「甘すぎるのでは」】

一般的なお赤飯の材料は、お米、もち米、ささげ、塩。対する“あずきバーお赤飯”の材料は、お米とあずきバーのみ。もち米も入れるとよりお赤飯度がアップするそうです。

念のため、あずきバーの材料を見てみると……あら意外。砂糖、小豆、水あめ、コーンスターチ、食塩と、思いの外シンプルな材料でできているんですねえ。

それでも、個人的にはアイスの甘みが強く出すぎてしまうのではと予想。果たしてちゃんとお赤飯っぽくなるのでしょうか。

【不安だなぁ〜】

公式レシピでは3合分の分量が載っていましたが、不安だったので、半量となるもち米0.5合、お米1合、箱入りのあずきバー2本で挑戦してみました。

ちなみにあずきバーは硬さがあるので、棒から外すときは素手よりも包丁を使うとうまくとれましたよ♪

普段どおりにお米を研ぐ+1分ほどでセット完了です。それではレッツ炊飯☆ いや〜このビジュアル、不安だなぁ〜。

【炊飯器を開けるとお赤飯の香りが!】

およそ1時間後、ドキドキしながら炊飯器を開けてみると……開けた瞬間の香りからしてすでにお赤飯っぽくてビビりました。

しゃもじで混ぜてみると、お赤飯ほどあずきの姿は見当たらないけれど、なんかかなりいい感じです。

【塩多めに振ってお赤飯食べてる感】

よりお赤飯っぽさを演出するため、ごま塩を振っていただきます。

アイスを入れたわけなので、やっぱりお赤飯よりも甘めで、おはぎにも近いような気がする……けれど、塩を気持ち多めに振ることでバランスが整いました。

意外にも、なんとなくお赤飯食べている気持ちになれちゃうんです。うーん、これは……アリだぞ!

【水の量は少なめがおすすめ】

ただ1つだけ残念な点も。アイスの水分のせいなのか、レシピの半量で作ったからか、いつもの水加減+あずきバーを入れて炊いたら少しべちゃっとしちゃいました。

あずきバーお赤飯を炊くときは水を少なめにするのがおすすめです。

【かなり「赤飯っぽさ」ありました】

普段使わないささげを買って、吸水して、何度か煮こぼして……という手順を考えると、なかなか腰が重たいお赤飯。

でもあずきバーを入れて炊くだけで、厳密にはお赤飯じゃないけれど、かなり雰囲気でます!

慌ただしい毎日を過ごしていても、ちょっといいことがあったとき、これだけ気軽にじゃんじゃん炊けちゃいそう♪

皆さまもぜひ騙されたと思って1度試してみて〜! くわしい作り方は井村屋の公式サイトをご確認くださいね☆

参考リンク: 井村屋
撮影・執筆:黒猫葵
Photo:(c)Pouch
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