数ある激辛料理のお店の中でも、世の激辛好きをトリコにしてやまないのが「蒙古タンメン中本」(以下、中本)ではないでしょうか。

かくいう私も中本に通うようになって15年ほどになりますが、今もその魅力に飽きることはなく、もはや定期的に取り入れないとダメな体にされているほど……。

今回は、そんな脳髄まで真っ赤に染め上げられた1ファン(私)による「中本あるある」をご紹介してみたいと思います。揺るがない中本愛の一端をご覧いただければ幸いです……!

【蒙古タンメン中本あるある35】

1.  激辛好きが集う聖地のようなイメージで、初訪問時は緊張感がすごい。
2. 初回は店内にただよう唐辛子で目と鼻の奥がやられる
3. メニューが多すぎて、どれを選んでよいかわからない。
4. とりあえず、お店の名前にもなってる「蒙古タンメン」にしとくか……。
5. 10段階中☆5つの辛さの「蒙古タンメン」でも涙と鼻水が止まらない。なぜ他の人たちはこんな辛いものをわざわざ好き好んで食べにくるのか……? おかしいだろ!
6. たぶん二度と来ることはないカナ……。
7. ところがどっこい、1週間、2週間と経つにつれて、なんとなくあの辛さが恋しくなってくる。
8. え……再び会いに行くことはないって思ってたのに……もしかして私、また会いたくなってる!? なにこの感情……。
9. 次に食べたときは神がかっておいしく感じる。体内の細胞が打ち震えるレベル。
10.  だんだんと通う回数が増え、気づけば立派な中本ジャンキーに
11. 似たようなメニュー名が多くて、最初のころは食券機の前で立ち往生することも。五目蒙古タンメンと五目味噌タンメンってどこが違うの……???
12. 辛さをだんだんとレベルアップさせていったり、新しいメニューに挑戦したりするのがめちゃくちゃ楽しい。
13. とはいえ、初めて「北極」(中本で最高レベルの辛さ)を注文したときは、食券機を押す手が震えた。
14. 中本歴が長くなっても、北極〇倍(北極のさらに〇倍の辛さ)を食べている人には「辛くないんですか……!?」と声をかけたくなる。
15. たまに塩タンメンを食べたくなる。
16. 塩タンメンを食べて「辛くなくても超ーーーーーうんまい!!!!」と感動する。そう、中本は辛うま日本一だけど、辛くなくてもおいしいのだ。
17. でもやっぱり辛いものも食べたいので、麻婆単品をトッピングしたりする。
18. 黒烏龍茶を頼むことでカロリーが相殺された気になる。
19. というか、食べているあいだはカロリーという概念が頭から消え去る。え、カロリー? 何それおいしいの? 辛いの?
20. 月の初めにその月の限定メニューを見るのが楽しみ。
21. 中本のアプリはもちろんダウンロードしている
22. アプリのクーポンを出したときに店員さんが押す謎の電子ハンコみたいなやつ。
23, 公式ホームページすらなかったころを考えると、アプリがある2020年は夢のよう
24. 女ひとりで中本に通い詰めてる主婦として「今度、私たちも連れていってほしい」とママ友たちからナビゲートを頼まれたことがある。
25. 同じメニューでも、お店ごとや作る人によって味や辛さなど違いが出るのがわかってくる。
26. さらに上級者になると、食べログやSNSで「今日は〇〇店長の調理なので味はたしか」など異常に詳しい人がいる。
27. たまにホームグラウンドとは別の店舗に行っていつものメニューを頼み、あえて味のブレを楽しむ
28. 店を出るときの「ありがとう↓ございまあぁぁす」という独特のあいさつ。
29. お店で食べて、さらに持ち帰りでお弁当(蒙古丼や麻婆丼)を注文すると、なんと家でも中本を食べられる。
30. セブンイレブンでカップ麺が登場したときは「家であの味が食べられるなんて!」と感激した。
31. たしかにカップ麺はカップ麺で完成度が高いけれど、やはりお店で食べないと100%は満たされない。
32. なぜ、自分のすぐ近所に中本がないのか……
33. というか、お店の近所に住もうか。とまあまあ本気で考えたことがある。
34. 15年前に初めて中本に行ったときは、まさか将来、自分の子どもまで連れてくることになるとは夢にも思わなかった。
35.別に自分は激辛自慢をしたいわけではない。激辛を通じて自分の中の自分と対峙するひとときが好きなだけ。
36. というか、単純に蒙古タンメン中本が好きで通いつめてるだけ。
37. 中本と聞いただけで「激辛? 無理無理~!」というリアクションの人もいるけれど、辛さのレベルごとにいろいろなメニューがあるので、気後れせずに一度チャレンジしてみてほしいなぁと思う。

【まずはお店で体感してみてほしい…!!】

「中本あるある」と言いながらも、実は好きなメニューや食べ方など人によってさまざまで、そうした自由度の高さも中本の魅力のひとつだと私は思っています。

辛いものが好き、辛いものにチャレンジしてみたいけれどまだお店に足を運んだことがないという方は、ぜひ一度、その扉をくぐって新たな世界を体感してみてください。

まず最初に注文するなら、看板メニューの「蒙古タンメン」。それで辛さ的に大丈夫であれば、個人的におすすめな味噌卵麺や五目味噌タンメン、冷やし五目蒙古タンメンなどにもぜひチャレンジしてみていただきたいです~!

参考リンク:蒙古タンメン中本
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい) (c)Pouch