今年で4度目の開催となる『女芸人No.1決定戦 THE W 2020』

初年度はゆりやんレトリィバァ、2年目が阿佐ヶ谷姉妹、3年目は3時のヒロインが優勝し、例年お茶の間を賑わすスターを輩出する女芸人の賞レースです。

今年は、12月14日20時から日テレ系列で生放送されます。

漫才、コント、ピン芸、モノマネなどジャンルは問わず1番面白い女芸人を決めるTHE W。

ゆりやんレトリィバァが2度目の優勝を手にするのか、昨年惜しくも準優勝のはなしょーがリベンジをするのか?

初年度ぶりに参加を表明したAマッソが決勝進出を決めるなど、例年以上に熾烈な争いになるのではないか? と注目が集まっています!

【決勝に残った映えあるファイナリスト10組】

Aブロック
TEAM BANANA オダウエダ ③にぼしいわし ④紅しょうが ⑤ターリーターキー

Bブロック
Aマッソ ②ゆりやんレトリィバァ ③吉住 ④はなしょー ⑤ぼる塾

ファーストステージでは、AとBのブロックに分かれ、1組ネタを終えるごとに暫定の1位を決めます。そして、最終的に勝ち残った両ブロック1組ずつが2本目のネタを披露して、一番票数が多かった芸人が優勝というルール。

今回は、今大会を引っ掻き回してくれそうな4組の女芸人を紹介します!

【1.笑い飯も絶賛の実力派コンビ・Aマッソ】

キレキレのボキャブラリーを駆使した漫才&コントをするAマッソ。かつてブレイク前のぺこぱひょっこりはんも出演していた『笑けずり』の1期生として、当時から実力を発揮していました。

そのセンスは番組の審査員だった笑い飯も絶賛するほど。

最近では、ツッコミの加納さんのエッセイ本がヒットするなど、文才も炸裂させています。お笑い好きの間では「AマッソがTHE Wに出る!」というだけで話題になっていたので、決勝でどんなネタを披露するのか注目です!

【2.下ネタを封印して挑む異端児・オダウエダ】

芸歴7年目にして初の決勝進出を果たしたオダウエダ

ゴールデン番組で初のネタ披露がTHE W決勝というドラマチックな展開は、2019年初めてのテレビ出演が『M-1グランプリ』だったというミルクボーイを彷彿とさせます。

淡々とボケをかますオダさんに対して、ツッコミのウエダさんが大声でハイテンションにツッコむスタイルが特徴。露出狂のネタなど独創的な下ネタが一部で話題になっていましたが、今回は下ネタを封印。どんなネタで挑むのかに注目です!

【3.飄々とした雰囲気の憑依芸人・吉住】

思考や行動がヤバい女性を演じさせたら右に出るものはいないんじゃないかと思わせるほど、ひとり芝居が得意なピン芸人

日常にいたら怖いけど、クスッと笑える絶妙な設定はさすがコントが得意な人力舎所属だけあります。

売れっ子登竜門と言われる『NHK新人お笑い大賞』で今年は本戦に出場するなど実力派。虎視眈々と優勝を狙っているのがうかがえます!

【4.知名度とキャラクターの強さは言わずもがな・ぼる塾】

順番的には大トリで登場するのが、すでにバラエティー番組でも大活躍のトリオ・ぼる塾です。

もともとは別々のコンビでしたが、ひとりが産休に入り、2019年M-1に出場するために結成。即席ユニットながら3回戦まで突破し、ツッコミのあんりさんが「上手すぎる!」と芸人の間でも評判を集めていました。

ボケの田辺さんによるお馴染みのフレーズ「まぁ〜ね〜」が耳に残りますが、センターに立つあんりさんの鋭いツッコミに改めて注目してみてください! 声色とフレーズを使い分け、3人だからこそできる漫才の形をわかりやすく表現しているのが分かります。

人気と実力を兼ね備えたぼる塾が、どういった形で優勝に絡んでくるのかに注目です!

【今年も人気者が生まれそうだから見逃せない】

その他にも、2年連続で決勝進出を果たしたにぼしいわし、その毒舌っぷりから女版・ニューヨークとも呼ばれているTEAM BANANA、関西を拠点にしゃべくり漫才を得意とする紅しょうが、今回新型コロナウイルスに感染し残念ながら出場が見送りになったスパイクの代わりに出場を決めたターリーターキーなど、10組の激戦は見逃せません!

決勝進出の証となるピンクのスカーフの巻き方ひとつとっても、十人十色の芸人たち。

一体どんなネタを披露してくれるのか、楽しみに待ちましょう!

参照元:『女芸人No.1決定戦 THE W2020』番組サイト、番組公式Instagram
執筆:車寅子(c)Pouch