今年になって急速に浸透した言葉といえば、「ソーシャルディスタンス」。
人との間に一定の距離を保つことですが……アメリカの音楽グループ「Too Many Zooz」がYouTubeに公開した『Pink Yesterday』のMVが、ソーシャルディスタンスを活かした演出で話題を呼び、約15万回も再生されているんです。
さて、一体どんな演出なんでしょ!?
【足元をよ~く見てね】
ニューヨーク州ブルックリンにあるドミノパークで撮影された、『Pink Yesterday』のMVは、グループのメンバーでバリトンサックス奏者の、レオ・Pさんのアップから映像がスタートします。
グルーヴィーなソロ演奏に聴き惚れていると、カメラがどんどん引いていき……レオ・Pさんの足元を囲むように円が描かれているのが見えてきました!
【ほかのメンバーの足元にも「円」が!】
演奏が進むごと、カメラはどんどん後ろに引いていき、さらに別のメンバー2人が登場。
彼らの足元を見ると、やはり同じように円が描かれています。よくよく見ると、彼らの足元以外のところにも一定間隔で丸い円が……。
実はこの円、ソーシャルディスタンスを保つための目印として現在ドミノパークの芝生に描かれているものなんです。
【どんどん増えてゆく演出が良き】
その後もどんどんカメラは引いていき、最終的にはサポートメンバー含む9人が登場。それぞれ円の中に入ったまま、息の合った演奏を見せています。
メンバー全員が一定の距離を保っているからこそ、最後には「こんな大人数で演奏してたんだ!?」と、MVの世界観をユニークに構築していて、アイディアに唸る~~~!
またホーン隊の伸びやかな音色が、自然溢れるドミノパークの風景によく似合うこと……!
演奏しているメンバーの後ろに映り込んでいる観客や演奏後に聞こえる喝采も含めて、とても魅力的なMVに仕上がっているのでした。
【後ろ歩きが上手すぎる】
MVには大きな反響が寄せられており、視聴者からは
「このMVを何年後かに見る人は、この円なに?って思うんだろうな」
「とてもオリジナリティがあってユニークで最高のアンサンブルだった!」
「バイブスもカメラアングルも演出も曲アレンジも全部が好きだわ」
といったコメントが集まっています。
なおMVの終盤では、レオ・Pさんが前に出てきてソロ演奏を披露。そのあと “後ろ歩き” しながら再び元の位置に戻る場面も!
このときも、きっちりソーシャルディスタンスを保ちながら移動しているので、ぜひ注目してみてくださいね♪
参照元:YouTube
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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