もうすぐバレンタインですね。学生時代は一大イベントでしたが、ニューノーマルの今、十代はどうやってバレンタインを楽しむのでしょうか?
SNSトレンドとZ世代インサイトの研究機関「memedays(ミームデイズ)」が、15~19歳の女性525名を対象に「10代女性の2021年バレンタイン調査」を実施。
また、今年のバレンタインのトレンド予想も公開しています。
注目したいのは「SNS世代ならではの発想」。「サプライズボックス」や「あざとチョコ」など、興味深いワードがたくさん出てくるんです~!
【昨年よりチョコを用意する人が減少】
まず「10代女性の2021年バレンタイン調査」では、
・ご時世ゆえにバレンタインチョコを用意する人は少なめ
・昨年よりも手作りより購入派がアップ
・重視するポイントは「美味しさ」「ラッピング・パッケージ」「食べやすさ」
といったことが明らかになっています。最近の情勢をふまえて、チョコを渡す予定の人は減っているよう。
【「映え」こそ正義】
しかし、用意するチョコは「映え」を意識して凝っているみたい。
もはや「映え」というワードはすっかり世の中に定着した感がありますが、特におどろいたのが、動画映えと静止画映えするアイテムが違う……ということ。
「memedays」のSNSトレンド予想によると、
・動画映えなら「クッキー缶」や「サプライズボックス」
・静止画映えなら「あざとチョコ」
が流行するとのこと。
【10代にとって「開封はエンタメ」】
そして、TikTokやインスタグラムで動画映えすると人気なのが「クッキー缶」や「サプライズボックス」だそう。
昨年2020年から「#クッキー缶」「#サプライズボックス」というタグが流行しており、TikTokに至っては「#クッキー缶」が累計900万回以上も再生されているそうなんです。
今の10代は「開封=エンタメ」として楽しむ傾向があるらしく、地味な箱と華やかな中身のギャップが「動画映え」するのだとか……! YouTubeでも「開封動画」は人気ですし、言われてみれば納得です。
さらに、クッキー缶にかわいいメニュー表を付けるのも流行っているらしく、こだわりぶりに脱帽!
【「あざとチョコ」とは何ぞや】
そして個人的に気になるのは、静止画映えするとされる「あざとチョコ」。
「あざとチョコ」とは「あざとさを演出できるチョコレート」のこと。
こちらは動画とは一転して「明治ミルクチョコレート」や「ガーナミルク」のような、ある程度大きくてシンプルなパッケージのチョコが好まれるようです。
一見すると「どこらへんがあざといの!?」と思ってしまいますが……
こうしたチョコを顔の横に添えることで、小顔効果を演出しているそうなんです。むむむ、たしかにあざとい!
またデザインがシンプルなので、小物やファッションで世界観を作りやすいのだそう。な、なるほど〜! いつの時代も、10代の発想って新しいしユニークですよねぇ。
もっと詳しく知りたい!というみなさんは、「memedays」公式サイトからご覧になってみてくださいね。
参照元:memedays、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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