温泉になかなか行けない今、じわじわと注目が集まっているのが「宅配温泉」なるサービス。

全国各地に沸く温泉を自宅まで配達してくれるサービスのことで、関東で多く展開されているようなんです。

おうちで温泉を楽しめるだなんて贅沢♪ ちょっとした気分転換にもなりそうですよねぇ。

【タンク車かダンボールで配送】

お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエによる「宅配温泉に関する実態調査」によると、宅配温泉の主な運搬方法は

・タンクローリーなどで業者が直接運んできてくれる
・ダンボール梱包された20ℓポリタンクなどが届く

の2タイプ。

それぞれにはメリット・デメリットがあり、注文する前にチェックしておくと良さそうです。

【メリット・デメリットをチェック!】

<タンクローリー配送>

◯ ダンボール配送より価格が安い
◯ 汲み上げたその日の温泉が楽しめる
◯ 業者が浴槽に温泉を注いでくれる
◯ 配達後すぐ入浴できる場合が多い
✕  配達エリアが限られている

<ダンボール配送>

◯通販で気軽に買える
◯基本的には全国どこでも配送
◯受け取りが楽
✕ タンクローリーより価格が高い
✕ 常温なので追い炊きかお湯足しが必要
✕ ポリタンクから自分で風呂場に運ばなくてはいけない

といった違いがあるみたいです

【タンクローリーの方が圧倒的に安いけど…】

気になるのはお値段。それぞれの相場価格は

タンクローリー:1回分(約150リットル)につき2000~3500円くらい
ダンボール配送:20ℓにつき2500~3700円くらい(150リットルだと18750~)

ご覧のとおり、かなりお値段の差があることがわかります。

たとえば、関東全域を対象にしたタンクローリー配送を行う「湯運からさわ」の場合、配送先が群馬県太田市内だと2500円。

前橋市は4000円、埼玉県さいたま市は6000円、東京都は要問い合わせ(それ以上)ということでした。

いっぽう、全国を対象にダンボール通販をしている「桜田温泉 山芳園」では、10リットル3300円(税・送料込み)から販売しているみたい。

足湯や肌の潤い補給など、温泉をより気軽に楽しみたい人にはいいかもしれません。

参照元:バスリエ湯運からさわ桜田温泉 山芳園プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch