ひと目見た瞬間から、ときめきが止まりません……!!
何のことかといえば、レーズンサンドが看板商品である洋菓子の老舗「横浜かをり」が手がかける新しい洋菓子ブランド「フフナーゲル」のお菓子たち。
まるでアール・ヌーヴォー期のレトロなコスメのようなオシャレなパッケージの中身は、かをりのレーズンサンドが進化した「オーツクッキー バタークリーム フィリングセレクション」……。
ってえーっと、要するにバタークリームがサンドされたクッキーってことよね? もともとかをりのレーズンサンドが大好きな私。何はともあれ、これは買ってみるしかないでしょう!!
【一風変わったブランド名の由来は…】
一風変わったブランド名のフフナーゲル。由来は1860年に横浜に誕生した日本初の西洋式ホテルのオーナー名なんですって。
今もその場所にかをりの源流となるフレンチレストランがあることから、かをりのルーツに思いを馳せた名前だったんですね!
オシャレなデザインパッケージも、クラシカルなホテルの空間で感じる「非日常の贅沢」を演出するためなんだとか。
ホテルの部屋の鍵を開けるときの胸おどる気持ちをお菓子を開ける瞬間にも味わってもらいたい。そんなおもてなしの心が詰まっているというのだから、素敵すぎやしませんか!?
【レーズンサンドの進化形「オリジナル」】
そんなこんなで、名前の由来やパッケージにまつわる話だけですでに胸アツな私。
「オーツクッキー バタークリーム フィリングセレクション」は、レーズンサンドにさまざまなフレーバーを組み合わせたもの。
今回購入したのは、オリジナル・レモン・ほうじ茶の3種類の味が入ったGift Box「Deluxe」(税込1306円)。
って、待てよ。落ち着いて考えてみたら、1個あたりの値段は約400円。しかも、お上品なサイズ感。これはなかなかの高級菓子であることに今気づいたぞ……。
姿勢を正して、まずは「オリジナル」からいただきます。
芳醇なバタークリームとサンドされているレーズンがしっかりと甘さを主張しているところが、かをりのレーズンサンドを彷彿とさせます。
ですが、ホロリとした食感でほのかに塩気があるオーツクッキーと組み合わさったことで、これまでにない新しい美味しさになっているではないですか。
なじみ深いけれど、新しい。まさに、かをりのレーズンサンドの進化形といった感じです。
【意外な組み合わせが美味しい「レモン」】
つづいては「レモン」。こちらには、レモンのすりおろしが入っています。意外な組み合わせだと思っていたけれど、レモンの酸味がバタークリームやレーズンとこんなに合うなんて……!!
オーツクッキーの塩気も相まって、ものすご〜く爽やかな美味しさ! 甘味・酸味・塩味のバランスが最高で、個人的にはこの「レモン」が一番好みでした。
【和の風味を感じる「ほうじ茶」】
「ほうじ茶」は、うってかわって和テイスト。食べた瞬間に、ほうじ茶の豊かな香りが口いっぱいに広がります。
レーズンとほうじ茶が組み合わさることでうまれる味の奥行きは、まさに素晴らしいマリアージュ! 味わい深くて、とっても大人っぽい美味しさです。
ちなみに、3つすべてにサンドされているレーズンはブランデーに漬け込んであるそうですが、お酒っぽさは感じませんでした。
【オンラインショップで販売中】
今回購入した3種類を含め、6種類の味が販売中の「オーツクッキー バタークリーム フィリングセレクション」は主にオンラインショップで購入が可能です。
また、2021年5月24日から6月6日までは、東京・新宿のLUMINE1地下2階にてポップアップショップもオープンするとのこと。
ちょっぴり贅沢な価格帯ではありますが、ときめくパッケージに入った個性的で美味しいバタークリームサンドは自分へのご褒美や贈り物にぴったりだと思います。
賞味期限は要冷蔵で製造より6⽇間、冷蔵庫から出したら15分以内に食べるのがベストという注意点がありますので、ご購入の際はお気をつけくださいね。
参考リンク:フフナーゲル、、フフナーゲル オンラインショップ
執筆・撮影:つぼみまい
Photo:(c)Pouch
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