10月は舞台女優の五條なつきが、毎週金曜日にハロウィンだからこそ楽しめる舞台女優のマスクメイク術「#マスクDEハロウィンメイク」をお届けしております♡
第3回はハロウィンらしさ満載のヴィラン「クルエラ」に大変身するマスクメイクです!
メイクは顔だけでなく心も変える力があるので、演劇の世界だとメイクは役作りにとってものすご〜く重要。
もうすぐハロウィンですし、2021年はマスクを生かしたハロウィンメイクを楽しみませんか? マスクがあれば、メイクも目から上だけでいいのでハードルもグッと下がりますよ〜!
【憧れの悪役に変身♡】
今日は2021年に公開された映画「クルエラ」をモチーフにして、悪名高きヴィランに変身してみたいと思います!
今回使うメイク道具はこちら。
<白と黒のアイシャドウ>
クルエラメイクに白黒シャドウは必須! 今回はZEESEAの「不思議の国のアリス・赤の女王」パレットを主に使います。
<黒のペンシルライナー>
今回は三善「コンビペンシル」の黒を眉と目に使いました。
<黒のリキッドライナー>
なければ黒ペンシルライナーで代用もできますが、よりはっきりしたラインが描けます。
<つけまつげ>
目尻にポイントをおきたいので、目尻重めの黒を用意しましょう。
<ハイライト>
なければ省略してもOKですが、あると彫りの深さを演出できます。
特に白・黒はクルエラを表現する重要カラー。発色がいいものを選ぶのがポイントです。
【アイシャドウは思いきって!】
なるべく色白肌に見えるようにベースはラベンダーやブルーの下地を使い、マット肌に仕上げたらいよいよアイメイク開始です。
アイシャドウポイントは、黒・白・黒の縦グラデーションを上まぶたに作ること!
目頭側のアイシャドウはノーズシャドウも兼ねて、眉頭の真下〜鼻の横まで広げましょう。
「こんなに黒を広く塗って大丈夫かな……」と不安になりますが、こうすることで悪役っぽいダークな雰囲気と彫りの深さを同時に表現できます。
【外国人風メイクのテクニックは眉にあり!】
アイシャドウが完成したら、よりヴィランズ&外国風の顔に近づけるよう仕上げていきましょう。
マスクメイクだと赤リップが隠れてしまうので、代わりに下まぶたに赤を仕込むのも忘れずに!
・上アイラインは黒リキッドライナーで跳ね上げラインを太めに描いて、目尻重めのつけまつ毛をつける
・下まつ毛のキワは目尻2/3に黒のペンシルで細めのラインを描く
・赤シャドウを下まぶたにのせる
・下まぶた目頭にラメをのせて光をプラス
・右目下に黒アイライナーでほくろを描く
・黒ペンシルで1本1本書き足すように眉頭を鼻の付け根まで延長する
眉と目の距離が近づくと、外国人のように彫りが深い骨格に見えるので、眉頭は下の方向に延長するように意識しましょう。
また、「白黒つけるのは、私。」という映画のキャッチコピーのままに、ブラウンではなく黒のペンシルで思い切りよくブラックの眉に仕上げるのがクルエラらしさを出すポイントです。
【ハロウィンにもぴったりなメイクが完成】
仕上げに眉間とおでこにハイライトをONして白黒ツートンのウィッグを合わせて完成です!
濃いめに入れたアイシャドウやはっきり描いた黒のアイブロウも、ウィッグをかぶるとなじんでヴィランの雰囲気と外国人風の表情を演出してくれます。
目と眉のバランスが変わることで、顔の印象まで違って見える非日常感が楽しめるメイクです!ぜひ挑戦してみてください!
みなさまも「#マスクDEハロウィンメイク」でタグをつけてよかったら参加してみてくださいね。
次週は今回とは正反対のキャラクターのメイクをご紹介するので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです♡
ハロウィン度:★★★★
メイク難易度:★★★
準備の大変度:★★
(思いきって濃いめにメイクするとヴィランオーラが醸し出せます!)
参考リンク:ZEESEA、三善
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
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