10月に入り、ハロウィンシーズン真っ只中。

去年は「マスク DE ハロウィンメイク」の提案をしましたが、今年2022年も10月の毎週金曜日に舞台女優の私目線でハロウィンメイクテクをご紹介します!

簡単で真似しやすいテクニックを中心にお届けしていきますので、ぜひチャレンジしてみて。

最終回は、今からでも間に合う超簡単「つけまつげのり」を使った傷メイクの方法をご紹介します。

※かなりリアルな傷メイクなので、苦手な方はご注意ください!

【お手軽に傷メイク!】

去年ご紹介した傷メイクでは特殊メイク用の「メイクアップパテー」を用意する必要がありました。

「今から通販しても遅い」「プロ用の道具を使うのは難しい」「もっと簡単に傷メイクしてみた〜い!!」という方にオススメなのが、「つけまつげのり」で作る傷メイク

必要な道具は3つだけ。

・つけまつげのり
・赤いコスメ(血の表現)
・紫や黒のコスメ(アザや固まった血の表現)


使うコスメはアイシャドウやリップ、チークなど何でもOKですが、よりリアルな傷メイクをするには、

・ラメ入りのものは避ける
・マット質感を選ぶ

のがオススメ。

ドラッグストアでもそろうコスメばかりなので、思い立ったらすぐに傷メイクができますよ☆

【やり方は簡単♪】

では、さっそく傷メイクに挑戦していきましょう! 今回私がチョイスしたのは赤と紫のコスメです。

①アザができたような色味を作る

赤をわざとムラになるようにランダムに塗り、その上から紫や黒もプラスします

②ニセモノの皮膚をつくる

擬似的な皮膚をつくるため、メイクの上からつけまつげのりを伸ばします。あとから剥がすため、なるべく均一にう〜すく塗り広げるのがポイントです。

③ニセモノの皮膚を崩す

つけまつげのりが半乾きになったら、ところどころ擦って穴を開けたり、シワを寄せたりしてわざと引きつれた質感をつくります。

乾いていないとキレイに穴が開かないので、必ず半乾きになるまで待ちましょう! 急いでいるときはドライヤーなどを使うと早いです。

この時点で結構リアルで、いい感じに気持ち悪くなってきました。

④剥がしたニセモノの皮膚を整える

つけまつげのりがペロンとめくれた部分や、穴を開けた部分の色がより濃くなるように赤や紫を重ねたら……完成!

つけまつげのりでできているとは思えないほど、リアルな傷メイクができあがりました。

【プラスワンでより本格的に】

より本格的な傷メイクを楽しみたいときは、血のりをプラスするのがオススメです。

つけまのり+コスメだけだと乾いた質感になるので、ケガをしてから時間がたっているイメージの傷になります。

そこへ血のりをプラスすると「今さっきケガしました!」という新鮮な(?)傷が表現できます。

より生々しい質感に近づけたいときは、ぜひ血のりを使ってみてください!

【簡単にハロウィンっぽさが出る!】

顔にメイクするときは、頬やおでこなど面積の広いパーツに作るのがオススメ。写真を撮るなら、髪の毛をわざとボサボサにするとより雰囲気が出ますよ〜!

簡単なのにリアルな傷メイクができるので、お友達やご家族をびっくりさせてみてはいかがでしょうか?

メイクはなりたい自分になれるための魔法のようなもの。ハロウィンは、いつもはできないメイクに挑戦するチャンス!

今年は真似しやすいメイク術をたくさんご紹介したので、ハロウインメイクのヒントになっていたら嬉しいです。ぜひイベントで、ご自宅で、メイクで変身する楽しさを味わってみてくださいね♪

参考リンク:三善
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch