出会いの場が少なかったり、お試しで婚活してみたい人にとってマッチングアプリは出会いを探すひとつの方法。

私は以前マッチングアプリを使って色々な男性にお会いしたのですが、優しい方もいればちょっとびっくりする方もいました。

今回は私、白居雪が実際にマッチングアプリで出会った困った男性3選をお送りします!

作り話のような話なのですが……ぜ〜んぶ、実話なんです!

【1人目:年齢詐称する人】

私より6歳年上の31歳男性とアプリで出会ったときのお話。

アプリのメッセージでやりとりをしていたときは、話は面白いし、会うときのお店も決めてくれたし、「頼りになる!」とドキドキしていました。

しかし、実際に会って話をしてみると、いまいち話が合わないのです。

たとえば「子どもの頃よくやってたテレビゲーム」や、「中学生のときに流行った音楽」という話から、彼と10歳以上の年の差を感じてしまうのです。

どんどん違和感が大きくなり、話の途中でそれとなく「今いくつでしたっけ?」と聞いてみたところ、「37歳だよ!」と返ってきました。

「え!? アプリだと31歳って書いてありますよね?」と問い詰めたところ、「年齢設定間違えたんだよね」と。

基本的にマッチングアプリを使用する際には、運営が年齢確認をしないと利用開始できない(確認が無いものもある)はず。なのに、本当に設定間違えたの……?

彼にウソをつかれた気がして、ドキドキしていた気持ちが霧のように薄れていったのでした。

【2人目:待ち合わせ場所に現れない人】

ある男性とアプリでマッチし、楽しくメッセージを続けること1カ月。

「そろそろ会わない?」という彼の一言から、繁華街のカフェに行くことになりました。

前日からずっと楽しみにして、新しい洋服を買ったり、直前に美容院に行ったり、そのときの私は初恋におどる乙女でした。

しかし、待ち合わせ当日。約束の時間を過ぎても、一向に現れないのです!

待ち合わせの直前まで「今電車乗ったよ!」「あと歩いて10分!」といったやりとりをしていたので、日にちを間違えたということはないでしょう。

不安に思った私は再度メッセージを送るも、彼からの返信がくることはありませんでした。

【3人目:お酒で潰そうとする人】

飲み放題メニューがある大衆居酒屋で、とある男性と初めてお会いしたときのこと。

話も盛り上がり、「この人素敵かも…!」と思っていたところに、男性から「先に10杯飲めた方が勝ちね!」という謎の勝負を仕掛けられました。

勝ちって何? もしかしてこの人、私のこと潰そうとしてる……?

結局、私はお酒が大好きなので、どんどんグラスを空け、ついには男性が先に酔いつぶれてしまったのですが、これってとっても危険な行為だなと思ったのです。

せっかく素敵な男性だと思っていたのに、お酒の力を借り続けようとする姿に幻滅。

この一件で、100年の恋も冷めてしまいました

イラスト・執筆:白居雪
Photo:(c)Pouch