「クリスマス、サンタさんの “おやつ” は何を置いてたの?」

という質問をアメリカとオーストラリアの友人から聞かれた私。

……サンタさんの……おやつ??

サンタさんにプレゼントを入れてもらう靴下をベッドサイドに置くしか知らなかったけど、おやつを置くのは初耳!

でもいったいなんのために……!? 

【お腹をすかせたサンタさんへのおもてなし】

クリスマスイブの夜に置いておくというおやつ。アメリカ人の友人によると、これはひと晩中世界を飛び回ってプレゼントを配達するサンタさんのために用意するもの。

12月24日の夜、テーブルにクッキーと牛乳を置いておくと、25日の朝に、クッキーが食べら、ミルクも飲まれ、「クッキーをご馳走様!」というメッセージが残されているのだとか……なんて可愛い話なの!

子供たちは大喜びというのも納得。これは今すぐマネしたい!

【レッツトライ★ どんなクッキーでもいいの?】

クッキーは市販のものでも手作りのものでもOK。手作りならたくさん作って、一部はサンタさんのおやつに、残りは翌日の25日に家族のクリスマスパーティーで食べることもあるそうです。

【トナカイのおやつを置く家庭も】

オーストラリアの友人は、 “トナカイのおやつ” も用意するとのこと。

大半がニンジンがメイン。だけど、最近は「魔法の食べ物」という名のお菓子を準備するのだとか。「魔法の食べ物」とは砂糖をまぶしたオーツ麦。袋やカップに入れて、おやつ用に置いておくそうですよ!

【やさしい文化が素敵】

おもてなしや気遣いの心がこもっていて、子どもだけでなく親のほうも楽しめる素敵な習慣だなぁと思いました。日本の家庭でもじわじわ増えているそうで、我が家に取り入れてみようかなと思います。

執筆:鷺ノ宮やよい
Photo: (c)Pouch