日本テレビ系『金曜ロードショー』で開催中の “3週連続 夏はジブリ” 。

ラストを飾るのは、秋に実写映画が公開されることで話題の『耳をすませば』。小説家を夢見る少女とバイオリン職人を目指す少年が、ひょんなことから出会い、恋をして、夢に向かって切磋琢磨する青春物語です。

本作を観ていると、大人になると忘れがちなピュアな気持ちがよみがえってくるような気がします。ふたりが頑張る姿に涙し、甘酸っぱいやり取りに身もだえているうちに、いつしか心のデトックスができそう……!

【あらすじ】

2022年8月26日夜9時からノーカット&25分拡大で放送される『耳をすませば』。

読書が大好きな中学3年生の少女・雫は、図書館で本を借りると図書カードにいつも書かれている「天沢聖司」という名前が気になっています。自分と本の趣味が似ている……ただそれだけで恋にも近しい気持ちを抱くようになっていましたが、最悪な出会い方をした少年がその「天沢聖司」だったと知り愕然!

いっぽうで、聖司が親の反対を受けながらもバイオリン職人を目指していることを知り、徐々に惹かれていくように……。さらには、夢に向かってまっすぐ突き進む聖司を見ているうちに、雫の胸の中で「物語を書きたい」という思いが強まっていくのです。

聖司の声を担当しているのは高橋一生さん。まさしくタイトルそのまま、耳をすませてご覧になってみてください。

【切ない恋模様にきゅんとなる】

夢を叶えようと奮闘するふたりを取り巻く登場人物たちも魅力的な人ばかり。中でも注目したいのは、雫の親友・夕子と雫に思いを寄せる少年・杉村です。

雫は聖司が気になっていて、夕子は杉村のことが好き。でも杉村は雫のことしか見ていなくて……という切なすぎる三角関係に何度胸が締め付けられたことか!!! 彼らの恋心がどう着地するのかも、本作における見どころといえるのではないでしょうか。

【秋になれば地球屋に行ける!?】

そして本作に欠かせないのが、アンティークショップ「地球屋」の存在です。

不思議な猫に導かれるようにして迷い込んだ「地球屋」で雫を待っていたのは、ロマンティックな仕掛け時計や猫のバロン。さらには偶然にも、地球屋の店主が聖司の祖父であることも判明して、この日を境に縁が深まっていきます。

この秋オープンするジブリパークにも「地球屋」がある(!)そうで、ファンなら是が非でも足を運んでみたくなるっ。店内はどんな雰囲気なのか、予習代わりに観ておくといいかもしれません♪

参照元:日本テレビ(1)(2)(3)Twitter @kinro_ntv
執筆:田端あんじ (c)Pouch