9月1日は「防災の日」。地震、台風、大雨による水害など、いつなんどきやってくるかわからない災害に備えて、改めて防災アイテムを見直しておきたいところです。

参考になりそうなのが、株式会社サンコーが提案する「自宅に置いて損はない防災アイテム」6選

どの家にもある&日常生活でも使っているアイテムを中心にセレクトしており、さらには災害時に役立つ使い方をレクチャーしています。

【これだけは確実に用意しておこう!】

未曽有の被害をもたらした阪神淡路大震災&東日本大震災体験者など、被災者の話に基づき生まれた「自宅に置いて損はない防災アイテム」6選。

・携帯トイレ
・サランラップ
・ホイッスル
・布粘着テープ
・レインコート
・ポータブル電源

の6つがラインナップしています。

【トイレは絶対に確保しておきたい】

生きていくうえで絶対に欠かせないものといえば “トイレ” 。生理現象ゆえに避けられない事態ですが、災害時には停電や断水が起こる可能性があります。

東日本大震災で被災した人によると、当時困ったこととして多く挙げられていたのが「停電」(77.9%)と「断水」(76.1%)。復旧までに4〜7日間かかったという声も多いいっぽう、熊本地震では「発災から6時間以内に73%がトイレに行きたいと感じた」というデータもあります。

ということは、「携帯トイレ」は必須アイテム! キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍するので練習替わりに使ってみてもいいかもしれません。

なお「携帯トイレ」に使用されている凝固剤は、ラーメンの残り汁を捨てるときにも活躍してくれるそう。ということは、キャンプなどのアウトドアでも重宝しますね。

【フレキシブルに使えるアイテム2つ】

1家に1つはあるであろう「サランラップ」も災害時に大活躍!

・お皿に敷いて繰り返し使用&節水
・生ごみやオムツなど、においがあるものを包む
・子どものお絵かきのキャンバスに
・下着の上から体に巻いて暖を取る(※体に直接触れない)

といった具合にフレキシブルに使えます。

また、同じくいろんなシーンで助けになってくれるのが「布粘着テープ」。

飛散したガラス片の片付け、亀裂や壊れたものの補強、一時的な止血やギブス替わりなどの応急処置、即席の伝言板と、1つあるだけで安心なアイテムですよ~。

【こんなときに便利です】

大声を出す代わりに音で自分の存在を知らせる「ホイッスル」と、雨よけ・埃よけ・防寒具に使える「レインコート」は、阪神淡路大震災の経験に基づいてチョイス。

停電時に頼りになる「ポータブル電源」も、いざというときに備えておきたいものです。

今日はおうちの防災アイテムをチェックして、足りなかったものはこの機会にそろえておきませんか!

参照元:プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch