Hola! 海外で暮らす私・香月実穂が現地で感じた「日本ではありえないこと」や「驚くこと」を紹介するよ!

日本でも親しみのある「チュロス」はスペイン発祥ってご存知でしたか? しかも、定番のチュロスの食べ方は「シナモンシュガー味」……ではないんです!

今回は本場のチュロスの種類や、スペイン定番の食べ方をレポしていきますよ~!

【実は朝ごはんの定番!】

今回ご紹介するのは、チュロス専門店の「チュレリア(Churreria)」。スペインの街中のいたるところにあります。

また、スペインでチュロスは朝食として食べるのが一般的で、なかには朝6時から営業している店もあるんですよ。

注文してから揚げてくれるので、サクサクの状態で食べることが出来るのもうれしい〜!

【スペインでは2種類のチュロスがあるよ】

チュレリア店内はいつも多くの人でにぎわっていて、テイクアウトをする人も沢山! 「スペイン人に愛されているんだな〜」というのがわかります。

日本では星型の搾り器から生地を絞り出して作る “細長いチュロス” が一般的だと思いますが、スペインではもう1種類、「ポラス(Porras)」があります。

「ポラス」は大きな渦巻き状に揚げてから切り分けたもので、生地の中に空気が入っているためパリパリっとした食感が特徴的。

スペイン人の間ではチュロ派とポラ派に分かれるそうですよ!

【え、シナモンシュガーじゃないの?】

 

私の中で、チュロスといえば “シナモンシュガー” と一緒に食べるのが定番だと思っていたのですが、スペインで定番の食べ方は、ホットチョコレートまたはカフェラテにディップするスタイル。

これ、かなりカルチャーショックです……!

気を取り直して、私も「ホットチョコレートとチュロス5個のセット(3.40ユーロ / 494円)」を注文してみました。

まずは何もつけずに “素チュロス” をいただきますっ。サクッと軽い食感だけど、中はもっちりしていておいしい~!

ここでビックリしたのが、甘さではなくほんのり塩気があること! 甘いチュロスで育った私としては、ちょっと違和感があります……。

でも、そんな塩気のあるチュロスにホットチョコレートをたっぷりとつけて食べてみると、甘じょっぱい最強コンビでパクパクと食べれちゃいます。

【お土産にありかも】

チュロスの朝ごはん! とルンルンで行ったけれど、食べることが出来たのは結局2本。サクサクと軽い食感だけど、やはりこれは揚げ物。朝イチの胃にズシっときました……。

チュレリアでは、もし食べ切れなくても持ち帰りが出来るので安心してくださいね♪

また、スペインのスーパーマーケットでは、ディップ用のチョコレートが売っています。 甘じょっぱいコンビも良いけれど、やっぱり日本で定番チュロスとこのチョコレートの組み合わせの方が合う気がするなぁ~。

スペインに行ったらぜひぜひ本場のチュロスを食べてみてくださいね♪

※1ユーロ:145円(2022年11月19日現在)

参考リンク:エル・エスパニョール(スペイン語)
撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch