これから年末にかけて大掃除しようかな〜。カーテンや布団など日ごろ洗っていない “大物” の汚れをなんとかしたいけどめんどくさいな〜。
という皆さん、多いのではないでしょうか。
そこで今回はお洗濯のプロが伝授する「大物アイテムの洗い方」をご紹介しますよ♪ さっそく取り入れて、きれいにしちゃいましょっ!
【大物を洗う際のポイント】
ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんが伝える、大物アイテムを洗うコツ。カーテン、羽毛布団/こたつ布団、カーペットの3つに分けてさっそくご紹介します!
・カーテン編
まずはカーテンの洗濯表示を見て、家で洗えるかどうかをチェック。洗剤は、布の奥まで洗浄成分が染み込みやすい液体洗剤を使うのがおすすめです。デリケートな素材などであれば、おしゃれ着用洗剤を使いましょう。
洗濯機に入れる際は汚れが気になる部分を表にして「ジャバラ状」(屏風だたみ」にたたんで入れて。また、必要に応じて洗濯ネットに入れるのもお忘れなく!
脱水後はすぐに取り出し、手で縫い目を伸ばします。薄手のカーテンは、カーテンレールに干すとカーテン自体の重さで全体のシワが伸びるそう!
カーテンレールに負担がかかる重い厚手のカーテンは、洗濯竿に干すのがおすすめです。
・羽毛布団/こたつ布団編
こちらも家庭で選択できるか洗濯表示をチェック。特に目立つ汚れがある時には、洗濯機に入れる前に、やわらかいスポンジにおしゃれ着用洗剤を薄めた洗濯液を含ませ、汚れが目立つ部分になじませておきましょう。
洗濯機に入れる際は、汚れている部分が外側になるようジグザグに3つに折りたたみ、端からロール状に丸めます。
必要なら洗濯キャップをつける、または洗濯ネットに入れてから洗濯槽にセットして。「毛布コース」や「大物洗いコース」を選びスタートボタンを押したら、おしゃれ着用洗剤を投入しましょう!
脱水後はできるだけ速やかに、物干し竿2本をまたぐように干すのがポイント。さらに乾燥するまで羽毛を数回軽くほぐすと、よりふっくら仕上がるそう♪
もし、取り込む際に完全に乾いていなかったら、室内の椅子に布団をかけたり、布団乾燥機を使ってしっかり乾かすようにしましょうね!
・カーペット編
こちらもまずは洗濯表示をチェック。注意したいのが「洗濯おけ」という表示。これに「×」がついている場合は家庭で洗濯することができないので、クリーニング店に出しましょう。
洗う前は掃除機や粘着ローラーで表面のホコリや髪の毛を取り除きます。シミ汚れがある場合は、おしゃれ着用洗剤の現役をつけ、キャップの底で軽くたたいて前処理を。
汚れた部分を外側に資、浴槽の大きさに合わせて四つ折りにし、さらに半分に折り、浴槽に入る大きさにたたみます。そしてカーペットが浸かる程度の水とおしゃれ着用洗剤を入れ、端から「足踏み」するように洗います。
足踏み洗いが終わったら、浴槽の栓を抜き、洗剤液を浴槽から流し、シャワーの水を上から当てて残っている洗剤液を洗い流します。続いて再び水をためて足踏みをしてすすぎをし、もう1度シャワーを当てて洗い流し、ためすすぎをします。
すすぎ終わったら、浴槽のフチにかけ、30分~1時間そのままにして脱水を。水が切れて軽くなってから物干し竿へ。2本の竿にかけるようにして干すと、乾きがより早くなりますよ!
【スッキリ新年を迎えましょ!】
ちょっと手間はかかるものの、おうちで洗えるという洗濯表示があれば、大物であっても問題なく自分で洗濯できそうだと思いました!
カーテン、布団、カーペットともにほかにも細かな注意点がありますので、試す前には参照元もしっかりとご覧ください。
大物を洗う際のポイントをおさえて汚れを落として、スッキリ清らかな気分で新年を迎えたいものです!
参照元:ソフラン お役立ちコラム、NANOX one、アクロン 、ソフラン、ブライトSTRONG、プレスリリース
執筆:鷺ノ宮やよい
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