近ごろ、私の周りでも「保護猫」「保護犬」を迎える友人が増えています。
もしも、皆さんが保護猫のお迎えを考えているのなら猫専門誌が手がけたエッセイ本『保護猫ビフォーアフター』をチェックしてほしいんです。
「出会った頃」と「現在」の写真でみるビフォーアフター、保護猫ハウツーなど、必読のページが目白押し! 猫たちの表情がすべてを物語る、家族の歴史をのぞいてみましょう。
【どんな本なの?】
保護猫と暮らす飼い主さんが語る48のビフォーアフター物語を収録した、2024年2月13日発売の書籍『保護猫ビフォーアフター』(辰巳出版 / 税込み1540円)。
猫専門誌『猫びより』編集部による書籍で、『猫びより』『ネコまる』で取材した猫たちや、SNSで募集した飼い主さんからの投稿を収録。
写真やエッセイを通して、飼い主さんと運命の出会いを果たした「保護猫たちのその後」を垣間見ることができます。
【それぞれの家族の物語】
兵庫県に暮らす猫「モク(メス)」は、田んぼの溝に落ちて鳴いていたところを、飼い主のmimiさんに保護されました。
それからというもの、子育てのごとく、3時間ごとにミルクを上げる日々。「モクと出会ってから毎日がとてもしあわせです」とmimiさんは語っていますが、モクもとっても幸せそう!
奈良県に暮らす「チャッキー(オス)」は、保護される数カ月前から、飼い主のmaruwa★taroさん宅の屋根裏を住処にしていました。
夏の暑い日に、外にいるのは酷だと判断したmaruwa★taroさんに保護されましたが、数カ月はなかなか撫でさせてくれなかったのだとか。けれど、毎日お世話をしているうちに、そばに来るようになり、今ではお腹に乗ってくるほどに! 目つきも表情も、全然違う〜!
どの猫さんも、出会って間もない「ビフォー」写真と、月日を重ねた「アフター」写真を見れば、飼い主さんに深く愛されていることが伝わってきます。いい出会いができて、本当によかったね。
【保護猫ハウツーも見逃せないっ!】
保護猫と飼い主さんの数だけ、ドラマがある。1ページずつめくるごと、家族によって様々な物語があることに気づかされます。
本書には、「コタロー」「しょぼぼ」「磯辺海苔男」など、SNSで人気の猫たちも登場していますよ。
また、杉並区の猫ボランティアグループ「なみねこの会」が監修した、猫を保護するのに必要なハウツーも掲載されています。保護時の注意点や捕獲に必要なもの、子猫の育て方や里親募集のポイント、人馴れへのステップアップまで網羅しているので、いざというとき便利かも!
本書の売上の一部は、外にいる猫たちの保護活動のために寄付されます。
※下記リンクより購入いただくと、売上の一部がPouchに還元されることがあります。
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