『ドラえもん』や『キテレツ大百科』など、数々の名作を生み出してきた藤子・F・不二雄さん。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムでは、昨年11月から藤子さんの生誕90周年を記念した原画展を開催しています。
新作アニメの上映やオリジナルフードなども楽しめますよ。藤子さんの「好き」がギュッと詰まった展覧会へ出かけましょう♪
【どんな展覧会?】
「僕は、すべてにおいて『好き』であることを優先させてきました」(藤子・F・不二雄 / 1994年 『小学五年生』9月号 小学館)
藤子さんご本人が遺したこの言葉どおり、藤子さんの「好き」には際限がないっ!
子どものころに夢中になった物語、手塚治虫さんの漫画、ディズニーのアニメーション映画、西部劇やSF映画。さらには、クラシック音楽や落語、鉄道模型、UFOや未確認生物にいたるまで、幅広い分野に興味を示してきました。
2F 展示室Ⅱで開催中の展覧会『藤子・F・不二雄 生誕90周年記念原画展 「好き」から生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界』では、藤子さんの「好き」が色濃く反映されている原画を展示しています。
【こんなお楽しみもあるよ〜!】
さらに、1F 展示室Ⅰでは、ドラえもんの連載50年の歩みを辿る特別展示『藤子・F・不二雄とドラえもん』を開催中。
さらに、ミュージアムオリジナルの短編アニメを上映している2F Fシアターでは、最新作『ドラえもん&Fキャラオールスターズ ゆめの町、Fランド』の上映がスタート。
てんとう虫コミックス『ドラえもん』第3巻「ゆめの町、ノビタランド」と、第32巻「なんでも空港」を原案にした、ミュージアムオリジナルの短編アニメで、藤子・F・不二雄作品に登場するキャラクターたちが総登場するみたい!
1F ミュージアムショップではオリジナルグッズ、3F ミュージアムカフェではオリジナルメニューを展開しますよ。1日かけて、藤子さんの作品世界に浸りましょ♪
【『T・Pぼん』ってなんだ】
2024年2月21日から6月23日まで開催される第2期の原画展では、「まんが」「物語」「映画」「ものづくり」「鉄道・模型」「歴史・遺跡」「恐竜」「カメラ」の8つのテーマに加え、『大長編ドラえもん』と『T・Pぼん』と、藤子さんの「好き」を10のテーマに分けた原画をピックアップ!
漫画の中に描きこまれた「好き」を探してみてください。
というわけで、3F ミュージアムカフェでは、『T・Pぼん』をイメージしたメニュー「T・Pどん(T=てりやき P=ポークから揚げ)」(1700円)を販売します!
時代を行き来しながら、不幸にも命を落とした人々を救助するタイムパトロール隊(T・P)の活躍を描いたSF漫画『T・Pぼん(タイムパトロールぼん)』。
なんと今年2024年にはNetflixでアニメ放送がスタートする(!)らしく、原画展やオリジナルメニューを通して予習しておくといいかもしれません。
※手塚治虫の「塚」の字は、正しくは旧字体(塚にヽのある字)です。
※2月15日〜2月20日は展示替え・館内メンテナンスのため休館します。
参照元:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、ドラえもん公式サイト、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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