出来立てラーメンやコクヨの文具など、ユニークな自動販売機がたくさんある、羽田国際空港。
私がいつか試してみたいと思っていたのが「世界の機内食」が買える冷凍自販機です。普段なかなか行けない国の機内食が食べられるって、おもしろくないですか♪
どんなパッケージに包まれて出てくるのかな? 味はちゃんとおいしいのかな?
自宅に持ち帰り、食べてみましたっ。
【自販機の設置場所は?】
自販機が設置されているのは、羽田空港第2ターミナル1階到着ロビー。
ドリンクを販売する自販機の横には世界の機内食のほかに、フルーツパフェ大福「鴻池花火」やオーベルジーヌのカレーなど、いっぷう変わった自販機が並んでいました。
【どの機内食にしようかな】
では、どんな機内食が販売されているのかチェックしてみましょう。このときにあったラインナップは以下の通り。
・コック・オー・ヴァン
・シンガポールチキンライス
・パエリア
・エビの柚子胡椒クリームソース
・ディアブルチキンとシャンビニオンリゾット
お値段はどれも1人前1080円で、支払いは現金か交通系ICカードのみです。
私はどれにしようか迷ったあげく、「コック・オー・ヴァン」をチョイス。鶏肉をたっぷりの赤ワインで煮込んだ、フランスの家庭料理なんですって。
銀色の厚みのある外袋に包まれていて、中には保冷剤が入っているとのこと。これなら空港から自宅が離れていても、安心して持って帰れます♪
【自宅で海外旅行気分】
さて、この袋の中はどうなっているんでしょ? オープン~~~。
そのままレンチンできる袋の中に、機内食が入っていました。調理時間の目安は、まずは200Wで8分、さらに500Wで4分温めるとのこと。けっこう時間がかかるのね。
レンジから取りだし、開けてみると……。ほぼ写真通りの機内食が出てきました!
フェットチーネの上にはたっぷりの鶏肉がのせられていて、横にはにんじんとインゲンが添えられています。
さっそく鶏肉をいただいてみると、肉汁が口の中でぶわっと広がりジューシー!
やわらかくて食べやすいですし、鶏肉に絡められたソースが深みのある味わいでおいしい。玉ねぎ、マッシュルーム、ベーコンなどをじっくりと炒めてから、赤ワインとデミグラスソースで煮込んで作られているんですって。
少しこってりしていて塩気もしっかりめなので、フェットチーネとの相性も抜群。鶏肉とソースがとにかくおいしくて、あっという間に食べちゃいました♡
少し残念だなぁと思ったのが、自販機で購入できるのは機内食のメイン料理部分だけなので、これだけではお腹いっぱいにならなかったこと。
簡単なサラダやパンなどを用意したら、もっと機内食っぽくなってお腹も満たされたかも?
海外旅行といえばアジアが中心で、ヨーロッパ方面のフライトは乗ったことがなかった私。機内食自販機で、ちょっぴりフランス旅行気分を味わえたのでした♪
参考リンク:羽田空港第2ターミナル、プレスリリース
執筆・撮影:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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