深い海の底で暮らしている深海生物。私たちが普段お目にかかることはありませんが、横浜・八景島シーパラダイスへ行けば直接ふれあうことができちゃうのだとか!

しかもですね、ふれあうだけでなく、深海生物について学んだり深海生物を食べたり(!?)することができるというんです。知れば知るほど気になっちゃう……いったいどんなイベントなのか深掘りしてみましょうかね。

【どんなイベント?】

2025年3月6日まで開催される特別企画「深海生物まつり」。関東の水族館では最大50種500点以上の深海生物を展示しています。

本イベントでは、水深200m以深に生息する深海生物を五感で体感できるほか、“生きた化石” ともいわれる「ミツクリザメ」や「ラブカ」などが実際に泳いでいる姿を見られるチャンスもあるのだとか……!!

滅多に見ることができない標本を間近で観察できる展示企画やフォトスポット、飼育員さんによるレクチャータイムなど、楽しそうな企画が目白押しなんです。

【衝撃体験もできます】

そしてこのイベント、なかなか衝撃的な企画も用意されているみたい。

①[土日祝日限定]深海生物にさわれる「深海生物タッチ」

SNSでも人気のメンダコをはじめ、物約30種の深海生物を実際にさわれる激レア企画。生きているヌタウナギやオオグソクムシ、においや骨格がリアルにわかる「解凍された “標本” 」にふれることができます。

ちなみに、アクアミュージアム3階 LABO7「未知なる海底谷 深海リウム」では、ミツクリザメやラブカなどの冷凍標本にふれられる「深海生物冷凍標本タッチ」も開催しているので、ぜひあわせて体験してみて!

場所:アクアミュージアム4階
料金:1名 500円(ホームページにて事前販売 ※4歳から有料)
※別途水族館に入館できるチケットが必要となります。9才未満の方は保護者のつきそい(有料)が必要です。

②深海生物を食べられる「深海生物食イベント」

タカアシガニやオオグソクムシを実際に食べることができるイベント。カニはフツーにおいしそうだけど……メニューに「オオグソクムシ 姿揚げ」って書いてあるゾ!?

場所:うみファーム
料金:タカアシガニ 1杯4990円 / オオグソクムシ 姿揚げ 1匹990円

【企画が生まれた背景】

海水温が下がる冬には深海生物たちが浅海へとやってくるため、漁師さんに捕獲される機会が増えるのだそう。そのあと、漁師さんのご厚意によって水族館に希少な深海生物が集まってくるのだそうです。

漁師さんからいただく深海生物は、水圧や紫外線の影響でもとの生息海域に戻すことが難しいため、水族館では展示水槽でお披露目するか、長期飼育が困難な場合は標本にして生態研究に役立てています。

「深海生物まつり」は2025月3月6日まで開催中。希少な深海生物たちに会いに出かけてみませんか。

参照元:横浜・八景島シーパラダイスプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

▼深海生物をモチーフにしたグッズの販売も!