気分転換したいときや、なんとなくムシャクシャしているとき、私の友人はジャムをコトコト煮るそうです。そうすると、不思議と気持ちがやわらいでスッキリするのだとか。
この冬発売された『食べきりサイズで作る ジャムの本』は、タイトルそのまま、食べきりサイズのジャムをつくれるレシピ本です。ジャムって余りがちだけど……これなら挑戦しやすいかもっ!
【どんな本? なんと食べきりサイズで作れます】
フランス・アルザス地方でジャムや伝統菓子について学んだ経歴を持つ、田中博子(たなか ひろこ)さんによる新作レシピ本『食べきりサイズで作る ジャムの本』(税込み1980円 / 東京書籍)。
分量表記はすべて「ワンシーズンでいただける食べきりサイズ」ですが、分量を増やせば大容量の保存食にもなるそうです。
ひとり暮らしやパートナーとのふたり暮らしにちょうどいいですし、家族が多くても応用可能。旨味がたっぷり詰まった旬のフルーツをまるごとジャムにしちゃいましょう。
【どんなジャムをつくれるの?】
それにしても……ジャムしばりのレシピ本って珍しくないですか。
ジャムというと、私はいちごやマーマレードくらいしか思いつかないのですが、このレシピ本では柑橘系だけでも「紅甘夏」「文旦」「デコポン」などさまざまなフルーツのジャムをピックアップ。
あんずやグレープフルーツ、りんごに青梅、バナナや洋梨など、フルーツの種類も多種多様なんですよ。
さらには「桃×ローズマリー」「プラム×クルミ」「パイナップル×レモンバーベナ」といったユニークな組み合わせのジャムも! お酒好きに嬉しい「和栗×ラム酒」のジャムもあったりと、ジャムの世界の奥深さを思い知らされます。
【癒やされたいときのビジュアル本としても◎】
レシピ本には、基本の道具や瓶の詰め方といった基礎的な豆知識も収録。またジャムだけでなく、ペーストやピールなどの作り方まで網羅しています。
掲載されている写真も美しく、なんとなくパラパラーッとめくるだけでみるみる癒やされていきそうです。ほっとひと息つきたいときに開く本としても優秀、といえるかも♪
参照元:東京書籍、楽天市場、Amazon、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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