日本でバズりまくった大ヒットホラー映画『ミッドサマー』。映画が劇場公開されたのは2020年ですが、夏至の季節がやってくるたびにリバイバル上映がおこなわれるほど愛されています。

そんな本作が夏至ではなく「春」に上映されることになりました。なぜこのタイミングなのか、詳しくご紹介していきますね……!!

【どんな作品?】

不慮の事故によって家族を失い、精神的に不安定になった女性が、友人たちと訪れた人里離れた村で「90年に1度の祝祭」に参加するーーー。

世界中がコロナ禍に突入する直前、日本で劇場公開された『ミッドサマー』。監督を務めたアリ・アスターさんは、本作で初来日を果たしたときに満面の笑みで、

「本作は失恋映画。怖がらせるつもりはないから、ぜひ劇場に足を運んで」
「みんなが不安になってくれるといいな」

などと発言し(そんなつもりはないのでしょうが)映画ファンを激しく動揺させて恐怖に陥れました。そして、そんな監督の想いが通じたのか日本でバズりまくり、なんと興行収入ランキングトップ10に16週連続でランクインする事態に……!

【ディレクターズカット版で震えてください】

今回上映されるのは、通常版に23分の映像を追加したディレクターズカット版(※R18+)です。

通常版では登場しないホルガ村の水辺と、そこでおこなわれる「ある儀式」のシーンが追加されており、鑑賞することでより主人公の気持ちに寄り添えるかもしれないのだとか。上映日と対象映画館はこちら!

■上映日
2025年4月24日

■対象映画館
TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ なんば

通常料金は2000円で、大学生以下が対象となる学生割引は1000円。さらに入場者プレゼントとして、ヒグチユウコさん×大島依提亜さんによるアートビジュアルステッカーがついてきます。

劇場公開時に大きな反響があったデザインでもあるので覚えている人もいるのでは? このステッカーが欲しいがために、足を運びたくなる人もいそうです。

【なぜいま上映するのか】

ところで……なぜこのタイミングで『ミッドサマー』が上映されるのか気になりますよね?

その理由は「毎月24日はA24の日」だから。本作の配給会社である映画スタジオ・A24×パートナーシップ契約を締結したハピネットファントム・スタジオによる特別上映として企画されました。

今後はA24×ハピネットファントム・スタジオの新作として、ニコール・キッドマン主演『ベイビーガール』、ヒュー・グラントが怖すぎるサイコスリラー『異端者の家』、終わりを告げる鳥と母娘の物語『終わりの鳥』の公開が控えています。

その序章として『ミッドサマー』で景気づけ(?)しちゃいましょう~!

※上映時間は各劇場の公式サイトをご確認ください。

参照元:TOHOシネマズ 日比谷TOHOシネマズ なんば、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
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