当たり前のようにキッチンに鎮座している炊飯器。毎日使うのはわかってるんだけど、場所を取るし、洗うのめんどうだし、重くて掃除しづらいし……。
そんなモヤモヤを抱えていたある日、出会ってしまいました。ハリオの「ガラスのレンジご飯釜」に。もしかしてこれ、炊飯器を卒業するきっかけになるんじゃない!?
【一見オシャレな保存容器】
箱を開けると、ガラス製の本体、外フタ、内フタ、計量カップ、レシピカードが入っていました。
外フタと内フタは組み合わせてフタとして使いますが、蒸し器として使うときは内フタをすのこのように敷いて使います。サイズはコーヒーポットよりやや大きめくらいで、場所を取らないのも◎。
なんと食洗機・乾燥機OKで、お値段1290円(編集部調べ)
見た目はほぼオシャレな保存容器。これ、本当に使えたらすごくないですか。
【実際に炊いてみた】
付属の計量カップでお米を測ってみると多少の誤差はありましたが、レシピ通りに2合分(米300g、水450ml)で炊飯してみることに。
ガラス製なので本体の中で洗米するのはちょっとヒヤヒヤしますが、吹きこぼれ防止の形状が、水をこぼすときに中のお米をせき止めてくれるので地味に便利です。
ここまできたら、あとは3ステップ。
①水に浸す(1時間)
②電子レンジ(600W)で加熱(12分+追加2分半)
③蒸らす(10分)
お米を計量するところから含めて、かかった時間はおよそ1時間半。たしかに電子レンジの加熱時間は10分ちょいだけど、「10分でご飯が炊ける」と言うには少し語弊があるかも?
【仕上がり、予想以上!】
とはいえ、仕上がりは予想を超えてきました。正直「レンジでご飯なんて…」と思っていたのですが、しっかり吸水時間を取ったおかげで芯も残らず、炊きたてはツヤツヤ。
もっちり感があって、甘みもちゃんとあるご飯に仕上がっていました。
【話題の蒸し器としても使えるってマジ?】
さらに、内フタの “すのこ構造” を活かせば、レンジ用蒸し器としても使えるんです。
試しにブロッコリーに塩をふって加熱してみたところ、シャキホクな蒸し野菜があっという間に完成。冷凍シュウマイもラップなしで、ふっくら美味しく復活しました。
【デメリットは? あえて挙げるなら…】
実際に使ってみてあえてデメリットを挙げるとすると……
・予約タイマーや保温機能はなし(当然ですが)
・電子レンジを占領する(加熱+蒸らしで約20分)
・お米の状態を見て加熱時間を調整する必要がある(お米やレンジによって多少差あり)
くらいでしょうか。しかし慣れてくればこれらも工夫次第でどうにでもなりそう。何より、洗うパーツが少なく、軽いというのはズボラな私にとって神ポイント。
このミニマムなカジュアルさは、いちど体験してみると炊飯器いらないかってなっちゃうかも。忙しい現代人にこそ使ってみてほしい、お手軽だけどあなどれない逸品でした!
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