最近、自炊をすることが多く、おうちごはんにこだわりたくなってきた私。

でも、ゴージャスで凝ったお料理はむしろお店で食べたい……。お家では、どちらかというと基本的でシンプルなメニューを美味しく食べたいの!

でも、シンプルなお料理こそ美味しく作ろうとすると難しいのよね。

そこで、お値段がお高くて迷っていたバーミキュラの炊飯器「バーミキュラ ライスポット」を清水の舞台から飛び降りる覚悟でとうとう買っちゃったわ!

【お高いけど人気のヒミツは…?】

「バーミキュラ」といえば無水調理ができるホーロー鍋で人気のブランド。

今回紹介する炊飯器「バーミキュラ ライスポット」のキャッチフレーズは「目指したのは、世界一、おいしいご飯が炊ける炊飯器」。

炊飯だけでなく、通常のバーミキュラ鍋と同じ調理方法もできるということもあって、かなりお高いけど「とにかくご飯が美味しく炊ける!」「食材の美味しさが引き出せる」と大人気なのよね。

私が購入したのは「ライスポット ミニ(3合炊き)」。ミニでもお値段は64800円(税抜き)と、なかなかのものよ。

通常の「ライスポット」は5合炊きで鍋部分の直径が23cm(容量3.7L)だけど、ミニは3合炊きで直径は19cm(容量2.1L)。我が家の台所が狭いこともあり、置き場所に困らないミニを選びました。

基本のお米を炊いてみたので、その様子をレポートしていきたいと思います。

【炊飯器と同じように炊けます】

基本的には難しいことはなく、普通の炊飯器でご飯を炊くのと同じ手順です。今回は健康的に玄米を炊いてみるわ!

1.お水に漬けておいたお米をバーミキュラに入れます。

2.規定量のお水を入れます。「沸騰までに時間がかかるほうがお米が美味しくなるので、お水の温度を下げておいた方がいい」という情報をゲットしたので、一緒に氷も入れてみるわよ〜!

3.フタをして炊飯モードの設定をしたら、スイッチを押すだけ!

「白米/玄米」を選べたり、「ふつう/おこげ/おかゆ」など炊き上がりの状態も選べるのも嬉しいわね。今回は「玄米/ふつう」の設定でスイッチON! 炊き上がりまでは約1時間です。

【待つ時間もワクワク】

ずっしり重たいフタの下で、どんどん炊けているお米……。時間がたつと、美味しそうなご飯の香りがただよってきます。

普段は忙しさに負けて、ご飯もとにかく手早く、早炊きモードで炊いてしまう事が多かった私。だけど、美味しそうな香りがただよってくる中、こうしてじっくりご飯が炊けるのを待っている時間ってけっこう幸せなのかも……!

【そして1時間後…】

1時間後、ご飯が炊き上がったわ〜!

ご飯が炊けたときにできる小さな穴は「かに穴」と呼ばれているんだけど、ご飯を炊くときに強い火力で加熱されることで、水蒸気の泡が下からお米を押しのけて通ってきた道なんだそう。

この「かに穴」があるとご飯が美味しく炊けた証拠なんですって。たくさん小さな「かに穴」が確認できたから、これは期待できそうね……!

 

【たしかに美味しい!】

お茶碗にご飯をついで食べてみると……美味しい〜!

お米の一粒一粒が立っていて、しっかり甘みが感じられます。普段と同じお米なのに、全然風味の感じ方が違うのよ!

特に「玄米は白米と比べて炊くのが難しい」と言われていて、固い、ふっくらしない、べちゃっとする……などなど、普通の炊飯器だと失敗しやすいのよね。でも今回はバーミキュラにお任せしているだけで完璧なふっくら玄米が炊けました。なので私のように玄米派の方にも断然オススメしたいわ。

毎日食べるご飯にこだわると、普段のおうちご飯がこんなに幸せな時間になるのね……!

【2度びっくり】

ちなみに「バーミキュラ ライスポット」に保温機能は付いていません。そこだけ不便だな……と思ったのだけど、美味しいご飯を追求した結果、保温よりも温め直しをおすすめしているんだそう。

1度冷凍したご飯って、電子レンジで解凍するとべちょっとしてしまうことがあって「あぁ、やっぱり冷凍よね……」と思いがちなのよね。

でも「バーミキュラ」で炊いたご飯は、冷凍後に温め直しても出来立てみたいに美味しかったの!! これには本当にびっくりしました。

ちなみに、ご飯を炊くだけでなくて色々な調理もできるのが魅力。試しに、お水を使わず野菜の水分だけで作る「無水カレー」も作ってみたけど、こちらも素材の味が際立って絶品だったわ。

おうちごはんがぐんとランクアップする「バーミキュラ」。お高いけど人気なだけあって、その実力は本物でした。個人的には、迷っている方は買う価値ありだと思ったわ。

これからもおうちごはんを楽しみましょうね〜!

参考リンク:VERMICULAR
執筆・撮影:有栖川ちび子
Photo:(c)Pouch