先日当サイトでご紹介した、俳優の田辺誠一(通称、画伯)が描き、自身のツイッター上にアップした、ヘタウマな犬のイラスト「かっこいい犬」。イラストが入ったグッズを販売したところ、たった2日間で販売数1107、販売利益は55万円を突破したそうです。

この商品の売り上げは全額被災地の支援金にあてられるそうで、ツイッター上で田辺画伯は、「1円残らず皆様のお気持ちを代理で届けさせて頂きます」と報告。ファンたちからは、「画伯の魅力が現実の力となりましたね」「素早い行動と寛容とユーモア。すばらしい」「カッコいい!」などの声が寄せられています。

グッズ化には、データを送るだけでグッズにしてくれるサービスサイトを利用。Tシャツやスマートフォンカバー、赤ちゃんの洋服、エプロンなどに「かっこいい犬」のイラストがプリントされています。

そもそも、始まりはチャリティとは無縁のところから発生。画伯が公園で見た犬の種類を教えて欲しいとツイッターでつぶやき、ファンたちへ向けて、目撃したという長方形の犬のイラストを描くなど、無茶ぶりしたのがことの始まりでした。

それが今こうしてチャリティグッズとして生まれ変わり、被災者の方々へ送られることになろうとは、いったいあのとき誰が予想したでしょうか。いや、すべて画伯の計算だったらすごい。とにかく、類なる才能を持つ田辺画伯の新作が待ち通しいですね。

(文=ricaco)

参考:@tanabe1969(http://p.tl/Abps)、かっこいい犬グッズ(http://p.tl/lPFi