11月7日放送フジテレビ系「SMAP×SMAP」。ビストロスマップのゲストに迎えたのは、モデル・女優・シンガーなど様々な顔を持つ2児の母、土屋アンナだ。
見た目も言動もパワフルでファンキーな土屋は、とても真っ直ぐな性格で、曲がったことが大嫌い。そんな土屋が、最近激怒したことがあったのだという。それは、プライベートで子供と海へ行った際に、許可なく無言で写真を撮られてしまったことである。
「ちゃんと言ってくれたらいいんですけど」確かに、ひとこと断るのと何もないのとでは全然違う。きちんと許可をとるのが礼儀であるし、そのほうがお互い気持ちがいいというものだ。
さらに、土屋をこっそり撮影していた人は、友達を撮るかのように装ってレンズを土屋の方向に向けるという、実に巧妙な手を使っていた。こうなると「あなたのことなど撮っていませんよ」という言いわけができるわけで、被写体として狙われた土屋も注意のしようがない。しかも仮に、本当に自分がフレームに収まっていなかったとしたら、こんなに恥ずかしいことはないのである。
そこで、稲垣吾郎が実にポジティブな解決策を提案した。「撮られちゃったら仕方ないんだから、即座にイイ顔するしかないよね」。写真を撮られるのは芸能人だからもう仕方がない。それならば発想を変えて、どこに出されてもいいように写真うつりだけは良くしようという、稲垣らしい非常に前向きな解決法だ。
とはいえ、稲垣のように考えられる芸能人は少ないだろうし、現に土屋もこの解決策に微妙な表情を浮かべていた。プライベートの時間でも人の目が常に追いかけてくる芸能人の苦労は、有名税とはいえ想像以上に辛いものだろう。単純に一般人がもう少し思いやりを持てばいいだけのような気がするが、自分勝手な人間も残念ながら多い。芸能人と一般人における写真抗争問題が尽きることは、ないのかもしれない。
(文=田端あんじ)
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