2011年10月に亡くなったアップル創設者のスティーブ・ジョブズ氏。コンピューター業界、携帯電話業界、そしてデザイン業界……と、幅広い層に影響を与えた偉人です。彼なくして今のiPhone、そしてMacは生まれませんでした。

そんなスティーブ・ジョブズ氏をモチーフにした2012年カレンダーが、何故かベトナムの出版社から発表されたのですが、あまりにも秀逸だと話題になっています。

カレンダーの名前は『Be Hungry, Be Foolish』。直訳すれば「ハングリーであれ、バカであれ」ですが、意訳すれば「若さのパワーを忘れるな」ではないでしょうか。

それはさておき、話題のカレンダーには、実にいい顔をしたジョブズ氏の写真と、ジョブズ氏についての説明、そしてベトナム語での訳が書かれているといいます。

アップル創設時の若いころのジョブズ氏に、衝撃的だったボンダイiMacを抱えているジョブズ氏、iPhoneを掲げるジョブズ氏……などなど。表裏の表紙を合わせると全16枚のカレンダーです。

情報によると、このカレンダーの価格は6万ドン(約220円)。価格からしてオフィシャル商品ではなさそうですが、たしかに出来は秀逸もの。それにしても何故、ベトナム……。謎は深まるばかりです。

ちなみに前述のジョブズ名言『Be Hungry, Be Foolish』。この言葉をプロレス的に考えると、アントニオ猪木の名言「人は歩みを止めた時に、そして、挑戦をあきらめた時に年老いていくのだと思います。」と「馬鹿になれ」に通じるものがあると私は思っています。

(文=長州ちなみ
参照元:Cult of Mac(http://goo.gl/PUwGu