あんまり料理は上手ではない人でも、たまにチャレンジしたくなるのがエスニックなどの一風かわった料理。

一人暮らしならいいですが、家庭がある人だと辛い物がダメなお子さんがいたり、あまりスパイシーな風味は苦手な人がいた場合、ちょっと挑戦しづらいですよね。

今回はそんな個々の好みに合わせることもできる、タイ料理の定番『ガパオごはん』(鶏肉のバジル炒めごはん)レシピをご紹介しましょう。

本場ではタイの唐辛子を使ったり、バイマックルー(コブミカンの葉)を使うのですが、今回は冷蔵庫にあるものや普通にスーパーで売っているものしか使わない「完全初心者向け」のお試しレシピです。 本格的な物を求める人には物足りない内容かもしれませんが、ご容赦ください!

<簡単ガパオごはんのレシピ>
■材料
・ごはん お茶碗2杯分ぐらい
・鶏ひき肉(もも) 150グラム
・たまご 1個
・玉ねぎ 4分の1
・ピーマン 1個
・バジルソース 大さじ2
・オイスターソース 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・にんにく 1かけ またはチューブ適量
・唐辛子 お好み(七味でも一味でもチリパウダーでもいいです)
・サラダ油 大さじ1

■作り方
1.ピーマンを細切りにし、玉ねぎをスライスする。

2.目玉焼きを作り、別皿で置いておく。 焼き加減はお好みでOKです。今回は両面焼きにしてみました。

3.油をしいたフライパンでにんにくの香りを出してから鶏ひき肉を強火で炒め、火が通ったらその他の調味料を入れる。

4.お皿に盛ったごはんの上に目玉焼きを乗せ、3を添えて完成。

ガパオごはんもほとんど見慣れた調味料や具材を使うことによって、簡単かつ誰でも美味しく食べられる料理になります。

このお試しレシピが美味しいと思ったら、ぜひ本格的なものにもチャレンジしてみてください。専門店でしか手に入らないものを使わなくても、バジルソースの他にスイートバジルを入れたり、生の唐辛子やタイの醤油を使うだけでぐっと味が締まりますよ。

(写真、文=江田島平子