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クリスマスのスイーツ作りでラム酒を使ったお酒好きな皆さん! 余ったのを「飲んじゃおうかな」って思ったりしませんか? ラム酒のカクテルはいろいろありますが、ちょっと変わったラム酒のカクテルを、ラム酒が有名なモーリシャスで聞いてきたので紹介します

ラム酒と言えばカリブ海を思い浮かべる人も多いと思いますが、モーリシャスもサトウキビ畑がたくさんあり、ラム酒が有名。「ラム酒はそのまま飲むのがいいよ〜」とか、多くのモーリシャス人はコカコーラが大好きなので「ラム・コークが一番!」とか言われたのですが、飲み方をいろいろと聞いてみたら、あったのです。あまり日本で飲まれていないカクテルが。それが、ティ・ポンシュ(Ti Ponch)とパナシア(Panacea)です。では、さっそく作り方を紹介しましょう!

■ティ・ポンシュ(Ti Ponch)
<用意するもの>
・ラム酒(ホワイトラム。度数の高いもの) 大さじ2
・ライム(レモンでもOK) 半分
・ ブラウンシュガー 小さじ2
<作り方>
1. 小さめのグラスにライム半分を5切れ程度に切って入れ、ブラウンシュガーを混ぜる。
2. スプーンなどで1をつぶしながらよく混ぜる
3. ラム酒を注いでできあがり

ティ・ポンシュはフランス領カリブ海の島々で生まれたカクテルだそう。モーリシャスはフランス人に支配されていたことがあるので、この飲み方が伝わっているのかも。ちょっと強いですが、のんびりライムをつぶしながら飲むといいらしいです。

■パナシア(Panacea)
<用意するもの>
・ラム酒(ホワイトラム。度数の高いもの) 大さじ4
・ 生姜シロップ 大さじ1
・ ライムジュース 大さじ1
・ 氷
<作り方>
1. シェーカーに氷以外の材料を注ぐ。
2. 氷を入れてシェイクする。

万能薬という名前を持つこのカクテルは、キリッと辛くて爽やかで強いのが特徴。グラスを先に冷やしておくと良いそうです。

いかがでしょうか。今回紹介したカクテルは両方ともホワイトラムを使用。お料理に準備したラム酒がダークラムだった場合には、ラム・コークが一番良いかもしれません。記者はティ・ポンシュが好きでした。手軽にできますので、ぜひやってみてください。

(文、写真=FelixSayaka