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夏になると自ずとついてまわるのが、そう、虫問題〜。蚊にゴキブリと、私たちの頭を悩ませる強敵が出現する季節が、今年もやってきちゃったよぉぉぉ!

虫よけ対策の定番といえば殺虫剤ですが、虫を一発で仕留めるほどの威力を持つ薬剤ですから、むろん人間の体にもあまり良いとはいえません。そこで今年は、殺虫剤の代わりに良い香りのするアロマオイルを使って、防虫対策してみてはいかがでしょうか。

お話を伺ったのは、沖縄読谷村でリラクゼーションサロン『Unico Okinawa』を経営されている、セラピストの森井裕子さん。

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今回は、彼女自身も自宅で活用しているという虫よけアロマレシピを2種、伝授していただきました。カンタンに作ることができるので、みなさんもぜひ挑戦してみてくださいね。

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【虫除けスプレー】

赤ちゃんや子どもにも安心な、ノンケミカルの虫除けスプレー。使用する精油はすべてアンチモスキートとして知られているそうです。

<用意するもの>
・無水エタノール5ml ……
無水エタノールがない場合、また無水エタノールがあまりお好きでない場合は、無水エタノールを精製水に代えてもかまいません。ただしその場合、精油(エッセンシャルオイル)は水には溶けないので、さらによく振ってからお使いください。

・精製水45ml
・お好きな精油(エッセンシャルオイル)10滴 ……
シトロネラ、レモンユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ゼラニウムの中で10滴になるようにブレンドしてください。

<作り方>
1 スプレー容器に、無水エタノール5ml(小さじ1杯)と精油10滴を入れよく混ぜ合わせます。

2 精製水45mlを加えて混ぜたらできあがり! よく振って使いましょう。

ちなみにこちらのスプレー、ディフューザーで拡散させる、という使用法もおススメなのだそうな。お家にいるときに、ぜひ試してみては?

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【ゴキブリ撃退アロマ】

強めで甘く爽やかなキャラウェイの香りは、忌避剤としてはナンバーワンの実力と言っていいほどに、ゴキブリが苦手とする香りなのだそうです。でもキャラウェイは高額とのことで、今回は手に入れやすいアロマで代用して作ってくれました♪

<用意するもの>
・レモンの精油……
レモンの香りは時として、ゴキブリに致命的なダメージを与えるほど強力な作用があります。 ゴキブリがレモン油の蒸気を浴びると、全身 、とくに肢が激しく痙攣するのだとか。

・ペパーミントの精油*ペパーミントは、ゴキブリに限らず多くの虫が苦手とする香り。 ミントにはメントールが含まれているので、害虫に対する忌避効果があります。

1 上記2種の精油を合わせて8〜10滴(同量ずつ、例えば8滴なら4滴ずつという具合)ほど入れて、ディフューザーでお部屋中に拡散しましょう。

2 出没率の高いキッチン周りは、重層との合わせ技で。適当な瓶に重曹を8分目程度入れて、そこに2種のオイルを同じく8~10滴ほど加えよく混ぜましょう。

森井さんによると、重曹は湿気をとる効果もあるのでかなりオススメとのこと。香りがなくなったら、そのつど交換すると良いそうですよ!

いかがでしたか? どれも難なく作ることができる上、体にも優しい。アロマの香りが部屋中に広がる、ということは消臭効果、さらには女子力アップも期待できそう! というわけで、この夏はアロマで防虫対策、ぜひお試しあれ。

参考元・写真:Unico Okinawa
(取材、文=田端あんじ)

▼お話を伺った森井さんと娘さん「沖縄読谷村を訪れた際にはぜひ遊びにいらしてくださいね!」

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