日本人にもとてもなじみ深いミートソーススパゲッティ! 作るのがかなり大変なので、だいたい缶やレトルトのソースを使用する家庭が多いと思いますが、今回はそんな人にもぜひ試してほしい、「究極のミートソーススパゲッティ」のレシピをお伝えしましょう。
スーパーで売っているものを使用して野菜とひき肉のおいしさをじっくりと引き出した、大人から子供まで楽しめる味わいのミートソースです。作り方は以下の通り。
【究極のミートソーススパゲッティレシピ】
材料
・牛豚あいびき肉 200g
・ウインナー 4本
※今回は肉の万世のウインナーを使用しましたが、シャウエッセンなどの美味しいウインナーでも良いです
・玉ねぎ 中1個
・セロリ 1茎
・にんじん 2分の1本
・にんにく 1かけ
・赤ワイン(美味しいやつ) 100cc
※今回はナポリの美味しくて安価な赤ワイン「ラクリマクリスティ デル ヴェスヴィオ ロッソ」を使用
・トマトパッサータ(裏ごしトマト) 100cc
※スピガドーロが酸味のバランスが良くおススメ
・ラード 大さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
※美味しいオリーブオイルに越したことはないですが、加熱するので安価なボスコやギャバンで良いと思います。
・フォンドボーペースト 1袋
※ハウスのがフォンドボーと小麦粉だけなのでおススメ。よくカレー売り場に売ってますが、なければ固形ブイヨン1個
塩・コショウ 適量
パスタ 100g
※美味しいやつなら何でもいいと思いますが、本格的に作るならタリアテッレが良いようです。しかし記者のおススメはピエモンテ州で作られるドンナ・リサのスパゲティ2.15mm。あとはグラニャネージとか。無ければソースが絡みやすいブロンズダイスのもの(ディチェコなど)が良いです。
パルミジャーノ・レッジャーノ お好み
※粉チーズでもいいですが、極力パルミジャーノ・レッジャーノを使ってください。パルミジャーノ・レッジャーノ>(越えられない壁)>クラフトのパルメザンチーズ>>>その他粉チーズ って感じでしょうか。
作り方
1.野菜をざく切りにし、アルミホイルでラードと包み110℃のオーブンで90分じっくり甘味が出るまで加熱する
※フードプロセッサーが無い場合は可能な限り細かいみじん切りにする
2.鍋にオリーブオイルを注ぎ、つぶしたにんにくを入れて弱火で香りを抽出する
3.2に刻んだウインナーとひき肉を入れ、炒める
4.赤ワインとトマトパッサータ、フォンドボーペーストを入れ、赤ワインのアルコールを飛ばす
5.フードプロセッサーに1を入れ、ペースト状にする
※みじん切りにした場合は工程を飛ばす
6.5を4に入れ、1時間じっくりと弱火で煮込む
7.塩・コショウで仕上げ、茹でたパスタにかけてさらにパルミジャーノ・レッジャーノをかけ完成。
作り方は非常に簡単ですが、レトルトに戻れないぐらい超美味しいミートソースが出来上がります! 麺は本場だとタリアテッレが正式なようですが、日本人は普通のスパゲッティのほうがなじみ深い場合が多いので今回は2.15mmの太めのスパゲッティを使用しました。
一度に量をたくさん作って冷凍しても問題ないので、気になる人はぜひ作ってみてください。
(料理・写真・文=中野)
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