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皆さんは埼玉県鴻巣(こうのす)市と聞いて何をイメージしますか? ……って聞いておいてなんですが、鴻巣市に何の縁もゆかりもない私(記者)は何ひとつ思い浮かぶものはない「無」な状態でした。これまでは。

しかし、先日訪れた「鴻巣びっくりひな祭り」。これがあまりに想像の斜め上を行っており記者の中で衝撃だったので、今回はぜひともレポしたいと思います!

実は鴻巣は昔からひな人形の製作が盛んな地。江戸時代には「関東三大雛市」のひとつに数えられていたほどなのだとか。今もその伝統はしっかりと受け継がれ、埼玉県の伝統的手工芸品として多くのひな人形が全国に出荷されています。

そんな鴻巣市で2005年から開催されているのが「鴻巣びっくりひな祭り」。毎年、ものすごい段数と高さを誇るピラミッドひな壇が飾られているんです! その高さはなんと日本一!!

記者が訪れたのはメイン会場の鴻巣市役所。着いてみてまず驚いたのが、市役所の前には屋台が出ていたり地元のファミリーやグループたちでけっこうな人だかりとなっていたり……これはもうちょっとしたお祭り状態!? 普段、これほど市役所に人がいっせいに集まることってある!?

中に入ると吹き抜けの天井すれすれまであるピラミッドひな壇が!! その高さ7m、段数は31段!! そしてそこに飾られた何百体という人形たち……ちょ、これ存在感ありすぎっ!! 高さありすぎて写真にぜんぶ収まりきらないし!

というわけで、これまで「無」だった私の鴻巣市に対するイメージはこの日を境に「スゴすぎるひな壇を飾ってる市」という認識に書き換えられました。このイベントは3月8日(土)まで。詳細は鴻巣びっくりひな祭りの公式サイトにて確認を。一年に一度の女の子のお祭り「桃の節句」。今年はこんなビッグなひな壇を見に出かけてみるのもよいのでは?

執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

参照:「鴻巣びっくりひな祭り」公式サイト

▼写真に収まりきらない高さ

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▼鴻巣市の各家庭に眠っているひな人形を募集して飾っているそう

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▼市役所内の階段や入口上にもとにかく飾る、飾る……

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▼メイン会場の市役所エントランス。ここもスゴいことに

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▼鴻巣市、お花の生産も盛んとのことでこんな可愛らしいものも

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▼市役所の前では地元特産品の屋台なども

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