
早いものですねぇ。ザック・ジャパンの初戦まで残すところ1ヶ月弱となりました。日本は6月14日(現地時間)にコートジボワール戦を控えており、その後19日にギリシャ、24日にコロンビアと対戦します。
さて、このコーナーでは「敵は腹から探れ!」と題し、日本が対戦する国の郷土料理を紹介していきます。初回は西アフリカの「コートジボワール」。早速、東京で唯一コートジボワール料理が食べられるアフリカンレストラン「カラバッシュ」にお邪魔しました!
JR浜松町駅より徒歩2分ほど。うら寂しい路地を入ったビルの地下にある「カラバッシュ」。
不定期でアフリカ関連イベントを行っている同店。この日はアフリカンミュージックのライブが行われていました。店中にけたたましく鳴り響くのは、日本のそれよりも音域の広いアフリカ太鼓「ジャンベ」。初めは慣れないアフリカの楽器や温度感に戸惑いますが、次第に気分が高揚するのを感じます。観客はほとんど日本人ですが、中にはアフリカ出身と思われる人も数名。
さて、こちらではどんなアフリカ料理が食べれるのでしょう。
コートジボワールをはじめ、マリやセネガルなどのアフリカ諸国の郷土料理を提供する同店。現地から直輸入した材料をふんだんに使い、アフリカ人シェフが作る「アフリカのおばあちゃんの味」が自慢だということ。「チェブ・チェン(魚の炊き込みご飯)」・「マフェ&ライス(ピーナッツソースで煮込んだシチュー)」・「ペペソース(マトンの胃と野菜を煮込んだスープ)」など、初めて見るメニュー名になんだかワクワクします。
【はて“ティラピア”とな……?】
どれどれ、お目当てのコートジボワール料理はというと……あった! その名も「ティラピアのグリル コートジボワールソース添え(3500円)」。ピラニアじゃないよ、ティラピアだよ。あまり聞き慣れない名前の魚ですが、その見た目は鯛に似ておりコートジボワールでは至極ポピュラーな淡水魚なんですって。日本では沖縄なんかでウジャウジャ獲れるそうな。
【ティラピア到着ぅぅぅぅ!】
注文から15分ほどで運ばれてきた「ティラピアのグリル」。
もうね、予想以上に色鮮やか! レタス・トマトなどの上に30センチほどのティラピアが乗ったシンプルなものですが、ティラピアの腹に差し込まれたレモンスライスの黄色がサラダの緑色赤色と相まって、見た目にも華やかな料理です。ふわっと立ち上るコショウの香りとともに食欲を刺激されます。
【いざ実食! その味やいかに】
それでは、焼きたてほやほやのティラピアをパクリ。
わぉ! まったくクセが無く、骨離れも良くて食べやすい! ふわふわとした食感なんてまさに鯛そのものじゃございませんか。淡泊な身とは相対的に皮は塩・コショウでしっかりと味付けされており、外と中のバランスがちょうど良いのなんのって。さらに、レモンスライスとコショウの辛みとの相性が絶妙で、どんどん食べ進めてしまいます。日本の魚料理にはない爽やかさが新鮮!
野菜・魚にかかる「コートジボワールソース」は、サウザンアイランドドレッシングに似た風味で、さっぱりとした酸味が特徴的。白身によく合います。あぁもぉぉぉぉう、箸が止まらん!
【コートジボワール人に突撃インタビュー!】
ここで、在日コートジボワール人協会会長のサコ・ランシネさんに話を伺いました。日本語がとっても堪能で気さくな方。
―サコさん。ずばり、日本vsコートジボワール戦ではどちらが勝つと予想していますか。
「もちろんコートジボワールでしょ~! 3-0で勝っちゃうよ~!」
―やはりそう来ましたか。私は1-0でも良いので日本に勝ってほしいです。ところで、コートジボワールではこのティラピアはポピュラーだとか。他にはどのようなものを食べているんですか。
「そうね! このティラピアのような魚のほかにも、チキンやマトン(羊)といった肉類もよく食べるよ!」
―みなさん、タンパク質ラバーなんですね。たしかに、コートジボワールの選手はなんだかフィジカルが強そうなイメージです。そういえば、コートジボワールのサッカー人口って多いんでしょうか?
「めちゃめちゃ多いよ! みんな子供のころからたしなんでる。もちろん私もね! 言うならば日本の相撲みたいな立ち位置で、サッカー選手はみんなの憧れなんだ!」
―おぉ、国技みたいなものなのですね。サコさん、メルシーボークー!
さて、コートジボワール・ギリシャ・コロンビア各国のFIFAランキングを見ると、現在47位の日本に対しすべて20位以内という過酷な現実が! 決して気の抜けない1次リーグですが、まずは初戦のコートジボワール戦で白星を飾り勢いを付けてもらいたいものです!
次回はギリシャ料理をお届け予定☆
【カラバッシュ】
住所 東京都港区浜松町2-10-1 浜松町ビルB1
電話番号 03-3433-0884
営業時間 ランチ:火~土11:30〜14:00(L.O.13:30)ディナー:月~土17:30〜23:00(L.O.22:00)
定休日 日・祝
店舗ホームページはこちら
取材協力:在日コートジボワール人協会
取材・撮影・執筆=井上こん(c)Pouch
▼南アフリカのフルーツを使った「アマルーラ・クリームリキュール・ミルク(1200円)」も美味
▼サコさんと記者。偶然にも服の色が被る
井上こん











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