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これから夏にかけて、キーンと冷えたビールやほんのり甘いカクテルが美味しく感じますね! ワイン大国フランスでは、ビールの人気もさることながら夏の定番ドリンクといえば淡いピンク色の「ロゼ」。近頃ではカクテルを飲む人たちも増えているようです。

まだまだカクテル文化の成熟していないフランスですが、グルメの間ではDIYスタイルのカクテルミックスが流行中。南フランスのフレーバー・デザイン会社「Quai Sud(ケ・シュッドゥ)」というブランドから発売されているもので、透明なグラスに入ったカラフルな層がひと際目を引く商品です。何これ、超シャレオツ!! 早速、チェックしてみましょう!

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約30種類あるDIYカクテルミックスにはフルーツや花、ハーブに砂糖などが入っており、これにラムやジン、ワインなどを混ぜて1時間〜48時間寝かして作るというものです。 購入したのは「モヒート・フレーズ」というイチゴ入りのモヒート。ラムをベースにミントが爽やかなモヒートは人気のカクテルですよね。これにイチゴを入れちゃうなんて、ロマンチック!

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●DIYしてみました
ピンク色のお砂糖、乾燥ミント、レモン、イチゴが層になっています。

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崩しちゃうのがもったいなけれど、ふたを開けてピッチャーにザバーッ! 

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ここにホワイトラム300ccを注ぎ入れてスプーンで混ぜたら1時間ほど寝かせます。

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漉してから炭酸水1リットルで割れば完成!

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カクテルミックス自体は超華やかで素敵なのに、実際に出来上がったカクテルはなんだかちょっと貧相……。クラッシュアイスやミントを用意しておけばヨカッタと後悔。イチゴを添えたらかなりオシャレに仕上がったかもしれません。

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●味見してみました
正直に申し上げますと「なんだか人工的」。斬新なアイディアなのにちょっともったいない印象です。ミントのパンチが効いておらず、イチゴのフルーティーさが感じられないのがなんとも残念ですが、乾燥のもは本物に及ばずといったところでしょうか。

とはいえ、おうちで作る楽しさがあるのでホームパーティーなどで披露したら喜ばれそう!

コスモポリタンやダイキリ、ピニャ・コラーダなどの定番カクテルにフルーツや花を加えたものや、柑橘系フルーツとバニラをベースにした「Vin D’ete(夏のワイン)」「Vin de Fruit Rouges(赤い果実のワイン)」などのワインで割るシリーズも充実しています。

商品は限られてしまうけれど、日本でも「La Renoncule」や「アマゾンジャパン」などのオンラインストアで購入できますよ。お値段は少々高めの1本3000円程度となっているようです。

参照元:quaisud.com,La Renoncule,amazon.co.jp
取材・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch