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北海道発のバラエティ番組「水曜どうでしょう」の“サイコロの旅”で一躍有名になった「はかた号」。夜行高速バス特有のツラさが売りだったこのバスに、超豪華な快適新型車両が導入されることになりました。

キングオブ夜行高速バスとの異名を誇る「はかた号」の新バージョンとして登場する2台は一体どこがスゴイのでしょうか。高速バスとは思えないその豪華ディテールを早速ご紹介します!!

西日本鉄道(株)が運行する、福岡・北九州と東京を結ぶ夜行高速バス「はかた号」の新型車両は、平成26年12月18日(福岡発)と同19日(東京発)に運行が開始される予定。

【超ハイクオリティのプレミアムシート】

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新型車両に4席用意されたプレミアムシートでは、ホテルのような快適さを追求。座席と通路をパーテーションで仕切ることで完全個室化を実現したけでなく、除菌・消臭効果に優れた専用空気清浄機まで完備。本革仕様の座席シートには、背面マッサージ、電動リクライニング、背面ヒーター、座面送風といった機能も充実。備え付けのタブレット端末も無料で利用でき、車内のWi-Fiに接続すれば、インターネットや電子書籍等のコンテンツも無料で楽しめちゃいます。

【ビジネスシートは16席】

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プレミアムシートの後方に位置するビジネスシートも、プライベートを重視した3列独立シートとなっており、隣の人の動きを気にせず安眠できそう。プレミアムシート同様本革仕様のシートを採用し、無料Wi-Fiサービスももちろん利用可能です。

【女性専用ビジネスシートも用意】

最後列には女性専用のビジネスシートを4席用意。こちらもシートは本革仕様。ここは隣の座席と密着しているのと、リクライニングの角度が他のビジネスシートと比べて少ないことが難点ですが、最後尾なので人の目を気にする必要がなく、女性も安心してくつろげるはず。

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【運賃は?】

気になる運賃は、プレミアムシート大人片道17,000円〜20,000円、ビジネスシート大人片道12,000円〜15,000円、女性専用ビジネスシート11,000円〜14,000円と、飛行機と比べて特別安いというわけではない料金設定となっているのが少々気になりますが、飛行機や電車にはない、バスならではの特別な時間を楽しめるということでオッケーなのでしょう。

【ツイッターの声】

新「はかた号」運行開始のニュースを受けて、ツイッターでは、

「キングオブ深夜バス「はかた号」がゆったりになっちゃうのか」
「こんなのは、はかた号じゃない」
「はかた号が快適になっちゃダメだ」
「辛くない博多号ははかた号じゃない」
「はかた号は長時間の地獄を超えるものなんだ」
「はかた号が豪華になっちゃ何も意味がない」

と、豪華になる「はかた号」への不満が続出。今までのツラく過酷な「はかた号」が、いかにみんなに愛されてきたかが分かります。ジーン。

それでもやっぱり快適になるのはいいことなはず。罰ゲームのような夜行バスも楽しくていいけれど、たまには気分を変えてラグジュアリーなバスの旅、いかがでしょうか? 

参照元=西日本鉄道株式会社 ニュースリリース
執筆=南野バンビ (c)Pouch