huna

3月11日。

日本人にとって決して忘れることができないこの日、ツイッターに投稿されたある人物……もとい、梨の妖精によるつぶやきが、感動を呼んでいます。

もう、おわかりですね? つぶやきを投稿したのは、もはや知らない者はいないであろう、お茶の間の人気者、ふなっしー。

【 “なっしー” を封印したふなっしーによる、心に響くメッセージ】

そこにいつもの語尾「なっしー」は、一切登場しません。おふざけももちろん、皆無です。

【前に進めないでいる人は、まだたくさんいるのです】

あの日あの瞬間に深く傷ついて、今なおその思いから、逃れられないでいる人。前に進めないでいる人。東日本大震災という未曾有の災害、あの記憶が、忘れられてしまうのではないか。まだ動けない私たちは、取り残されたままで。

【みんなの背中を押す、誠実で温かな言葉】

そんな人々に、そしてあの日空へと旅立った人々に、ふなっしーはただ静かに、真摯な言葉で語りかけていました。

【今、南極にいるはずなのに……!】

投稿時間は、3月11日、14時48分。震災が発生した時間が14時46分18秒であったことを考えると、おそらく黙祷後、このツイートを投稿したのでしょう。しかもどうやらふなっしー、現在は日本を飛び出し南極(!)にいる模様。わざわざ時間を合わせて投稿したその行動にまた、胸が熱くなりますね……。

【ツイッターの声】

3月12日午後19時半の時点で、同メッセージに対するリツイート数41712、お気に入り数は54833にも及んでいます。

「忘れません。絶対に……ふなっしーとともに」
「ふなっしーのおかげでたくさんの人が笑顔になれたよ」
「ふなっしーは、すごいよ大したものだね」
「地球のどこにいても、みんな心はひとつ」
「心にしみました」
「涙が止まりません」
「ふなっしーには感謝しかないよ。ありがとう、ありがとう、ありがとう!」
「ふなちゃん、夜中なのに、起きていたなんて……ふなちゃんの優しさが、皆に届いているよ!!」
「ふなっしーが “なっしー” つけないと心に響きすぎて泣いちゃう」
「ふなっしー……あなたって梨は、ホントに何て素晴らしい梨なんだろう……。 ありがとう」

今なお感動を呼んでいる、ふなっしーによる同ツイート。あなたの言葉は、日本全国、そしてきっと空の上まで、たしかに届いていると思うよ!

参照元:ふなっしー公式ツイッター
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ふなちゃん……涙