来る4月25日(土)26日(日)、東京・代々木公園イベント広場&野外ステージにていよいよ開催される、「東京レインボープライド 2015」。
レズビアン(女性に惹かれる女性)、ゲイ(男性に惹かれる男性)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)、いわゆる「LGBT」をはじめとするセクシュアル・マイノリティが、差別や偏見にさらされることなく、当たり前に生きていける社会の実現を目指して生まれたこちらのムーブメント。
「 “生” と “性” の多様性」を祝福するこの、ハッピームードに満ち満ちた場に、ラーメンの名店、野方ホープが出店します。
【あなたが何者であるか、それはラーメンの前では意味を成さない】
「食べる人も作る人も、多様で良い。年齢も性別も国籍も性的志向も、ラーメンの懐の前では意味を成しません」
【その後つぶやかれたメッセージが、さらに胸を打つ】
こちらは、野方ホープツイッター公式アカウントにて、提示されていたメッセージ。それに続く店主の言葉にもまた、胸を打たれずには居られません。
【人を縛るあらゆるものから自由になろう】
そもそも「レインボープライド」は、人を縛るあらゆるものから自由になろう、開放しようという願いをこめたお祭り。セクシャル・マイノリティのみならず、様々な「決められた枠」から解き放たれたい、そういった思いを持つ人の心にもフィットする場なのです。
【近年は「LGBTQ」とする表記も】
ちなみに、先に述べた「LGBT」、この4つの分類は厳密には正確ではありません。Q (ジェンダークィア)、 心の性別が流動的な人、または好きになる性がない人も含めた、「LGBTQ」という表現の仕方も近年よく用いられます。
【とにかく多様な “性のあり方” 】
それだけでなく、性のあり方は、あまりにも多様。そのことを知ると、1つの枠にはめるということがナンセンス極まりないということが、よくわかるはず。
生きる喜びを、その多様性を祝福する、「東京レインボープライド2015」。野方ホープのラーメンを食べに行きがてら、気軽にふらっと、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
参照元: 野方ホープ 公式アカウント(ツイッター) 、東京レインボープライド
執筆=田端あんじ (c)Pouch
野方ホープは私が5歳の時に今は亡きシングルマザーの母が始めた店です。私がゲイだとカミングアウトした後も、それを受け入れてくれ、一緒に関西のLGBTのパレードで歩きました。今年、東京レインボープライドに、LGBTではない従業員達が出店してみたいと言ってくれました。感慨深いです。
— 野方ホープ公式 (@nogatahope) April 14, 2015
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